『チケット・トゥ・ライド ドイツ』を開けてみた
「世紀の変わり目のドイツにて……」
(パッケージ裏より)
8歳以上 2-5人 30-60分
次の舞台はちょっと前のドイツ
大ヒットボードゲーム『チケット・トゥ・ライド』いわゆる“チケライ”は、当奉行所でも何作がご紹介してきましたが、今回紹介する2017年のチケライは、19世紀末から20世紀初頭、つまり第一次世界大戦直前のドイツ帝国で列車を走らせる趣向となっております。デザイナー&販売はオリジナルと同じアラン・ムーン&Days of Wonder、日本語版はホビージャパンさんの取り扱いです。
舞台こそドイツに変わりましたが、おおむねチケライだから同じような中身であろうけれども、どんなルールのひねりが入ってきたかな?と期待しながら、箱を開けてまいりましょう。
ひときわ目立ついかにもドイツな髭のおじさんと、シリーズ伝統なちょっとイラっとくるお子様のイラストが目印。
ボードは縦向きに使うのか……。箱は約29.5×29.5×7cmくらいの正方形。大箱としてはよく見るサイズなので、棚に並べやすいのがうれしい。
フタを取りました。袋が入っていますね。
スタンドアロンで遊べる作品なので、列車カード入りです。虹の汽車がキレイ。
行き先チケットとグローブ・トロッターカード。行き先チケットは全部で89枚も有ります。
いつもの列車コマ。5色×45個。予備も入っています。
ドイツの地名が日本語表記無しで書かれていますが、ブンデスリーガのおかげで知っている地名も割とあって安心です(感想には個人差がありました)。
ゲーム前雑感
誰とでも(公称5分のルール説明で)すぐに遊べるチケライシリーズ、好きなゲームなのでなんとなく新作を目にするとつい手に取ってしまう……というクセで購入したこのチケライドイツ。しかし新マップになるごとに、少々のスパイス追加で違った体験をさせてくれる素敵なシリーズでもあります。今回のドイツでは、どんな楽しい車窓の旅が待っているでしょうか。いつもの2人プレイで出かけてまいります。