『Welcome to…(ウェルカム・トゥ)』を開けてみた
1950年代のアメリカの建築家となり、街一番の住宅地を造成しましょう!
(パッケージ裏面より)
プレイ人数:1-100人
プレイ時間:25分
対象年齢:10歳以上
紙とペンで目指せ全米ナンバーワン建築家
オリジナルの記入シートに、ペンで何かを記入していく形式のゲーム「紙ペンゲーム」は、2018年のドイツ年間ゲーム大賞エキスパート部門にノミネートされた『ガンツ・シェーン・クレバー』などの発売で、人気が高まっているジャンルだろうと思います。今回ご紹介する『Welcome to…』も、その紙ペンゲームの1つで、同じく2018年にフランスのBLUE COCKER GAMESからリリースされました。デザイナーはブノワ・ターピン氏。日本語版もEngamesさんから発売されておりますので、今のところ入手しやすくなっております。それでは、いつも通りまずは中身の確認から。
絶好調な頃のアメリカン風味。設定によれば1950年代だそうで。
分厚い専用記入シートの他に、カードの束や早見表など。箱サイズは約20×20×4㎝の正方形です。
ゲームは各プレイヤーがこのシートに記入して進行します。
内容量は100枚、ということでこの厚み。
カード類は全て58×88mmサイズです。
各所で「広告のチラシかなんかだと思って捨てそうになった」との感想多数ですが、ちょっと分かります。
『Welcome to...』【ゲーム前雑感】
個人的に紙ペンゲームは「シートが遊ぶたびにどんどん減っていくのが悲しいな…」という貧乏性ゆえになかなか手が出せず……もとい、なんとなくビンゴゲームの延長線にある感じで、わりとテーマ性に欠ける勝手なイメージが有り、今一つノッていけない感じでした。ですが、この『Welcome to…』は、明確に「最も素晴らしい団地を造成して、都市計画を達成する」という要素がくっついています。こういう背景がしっかりあると、ゲームへの没入感が増してきますので、非常に興味がわいてきますね。ということで早速遊んでみたいと思います。いつも通りの2人プレイです。
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- Welcome to…(ウェルカム・トゥ) ボードゲームプレイ感想編