『ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴』を開けてみた
神々のパーツを繋ぎ合わせてゴッド・キメラを作り出せ!
(パッケージ裏面より)
プレイ人数:2-12人
プレイ時間:15-30分
対象年齢:10歳-
3度目のトンチキ召喚大戦、はじまる
2018年秋の初登場から高い人気を誇っている、Azb.Studioさんが手掛けたキメラ偉人召喚バトルカードゲーム『ソクラテスラ』。2019年春には拡張版『死のプレゼンテーション』が発表され、さらに召喚はとんでもない方向へ展開するようになりました。そしてゲームマーケット2019秋、拡張版第二弾として登場したのが本作『神々の宴』です。神々。文字通り神々しく、恐れ多く畏敬すべき存在です。それをバラバラに召喚してオモシロを作り出してしまおうなんて、ついに我々プレイヤーは色々とマズい禁断の世界に手を突っ込まされてしまうのでしょうか。『女神転生Ⅱ』で初めて真のラスボスと戦ったときに「倒していいのかな、これ…」と思ったあの感覚を思い出してしまうのでしょうか。ともあれ、いつもの開封から始めていきましょう。
登場する神々が放射線状に配置されています。“神々の宴”という部分はちょっとリッチにゴールドの箔押し。
うん、またひどい神様もいたものだ。箱サイズは『死のプレゼンテーション』と変わらず、約14×9.8×3.5cm。しっかりした質感も同様。
説明書とカードの束。
いつも通りの三分割カードをはじめ、各種合計66枚入っています。
今回のイベントカードと、「と」?
【ゲーム前雑感】
前の拡張では順当にゲーム展開を広げた『ソクラテスラ』ですが、今作はいくところまでいってしまった、極北の地に到達した感すらある内容にプレイ前から恐れおののきまます。神様を弄る…というのはアトラスのゲームユーザーならまあお手の物ですが、説明書を読んだ限り、完成する偉人の武力や知力が3桁、4桁に到達するって! いくら神様の力が入ったからといって、そんなインフレバトルを引き起こしてしまっていいんですか!? と、余りの冒涜的な内容に(主として笑いによる)震えが止まりません。さあ、ゲームはどんなことになってしまうのでしょうか。いつもの2人プレイで遊んでみたいと思います。
(注意!)本作は『ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~』と組み合わせて遊ぶ拡張カードセットです。このカードセットだけでゲームを遊ぶことはできません。基本セットである『ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~』については、こちらからどうぞ。
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