ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴(ボードゲームプレイ感想編)

ボードゲーム愛好

『ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴』を遊んでみた

【どんなボードゲーム?】
詳しく知りたい方は「ボードゲーム開封編」をどうぞ!
【登場人物】

奉行藩の決裁担当。宴会で最初に頼む飲み物は?「なんのひねりもないが、ビールだなあ」

与力藩の買掛担当。宴会で最初に頼む飲み物は?「初手ワインとかどうでしょう」

神の力は人智を超える

奉行青箱『死のプレゼンテーション』に続いては、黒箱『神々の宴』か。いやあ、カードの内容がすごいな、これは。

与力とにかく数値にびっくりします。が、割と鷹揚な対応をしてくれそうな神様ですけどね、みんな。

奉行そりゃそうだ。荒ぶる神とかの名前を借りたら、大変なことになるだろ。お腹が痛くなるとか、家を出る度に鍵を閉め忘れたような気がして落ち着かないとか。

与力神罰ってその程度で済むんですかね……。

ゲームの準備は『死のプレゼンテーション』の時と同様です。通常版の魔法陣カードと、『神の宴』の魔法陣カードをそれぞれよく混ぜ、別々に山札を作ります。その後、各プレイヤーは定められた枚数のカードを引いて、最初の手札とします。

ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴
こんな感じです。

与力ここで重要なルールがありまして、この拡張版を追加して遊ぶときは、手札の基本枚数は8枚になるんですね。

奉行あ、そういや通常版では7枚だったっけか。

与力はい。それで、『死のプレゼンテーション』では、合計8枚になるように、両方の山札から好きな枚数のカードを引くことができました。

奉行うん、そうだったな。

与力しかし、今回の拡張版『神の宴』では、通常版の山札から5枚、拡張版の山札から3枚と、枚数が定められています。

奉行なるほど。あれだな、神カードはちょっとぶっ壊れ性能なのが多いから、みんなそっちばっかり引いちゃう問題があるのかな。

与力そしてこの制限はゲーム進行中にもかかりまして、手札内に拡張版カードが3枚以上ある時に山札を引く場合、拡張版の山札から引くことはできません。

奉行ふむ、原則的に拡張版は3枚まで、なのだな。相分かった。覚えておこう。

与力あとの処理はだいたいおんなじですね。はい。

混ぜるな危険すぎる

ゲームのルールに大きな変更は有りません。準備されている聖杯カードの条件に適合するような偉人を召喚し、全てのプレイヤーとバトルして勝利を収めたら、その偉人は殿堂入りとなります。いち早く2人(2人プレイの場合には3人)の殿堂入り偉人を召喚できたプレイヤーが勝者となります。

奉行「自分の番が来たらカードを山札から1枚引く」「偉人を召喚するか、手札を1枚残して総取り替えするか、何もしないか」「最後に手札が8枚未満なら、8枚になるように引く」の繰り返しだな。

与力そうです。ただし、どんな場合でも手札内の拡張版のカード枚数だけ注意してください。

奉行拡張版のカードが3枚以上あるときは、そっちの山札からは引けない……と。覚えておこう。

ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴
さあ、召喚だ!

与力召喚はいつも通り、「胴体」「右手」「左手」がそろったら行うことができます。

奉行この写真の感じだよな。

与力ただ、『死のプレゼンテーション』にもいましたが、場合によっては片腕が無くても召喚できたり、逆に腕を複数付けられるような胴体パーツもありますので、よく確認して召喚できるかどうかを決めましょう。

奉行腕・複数は、『死のプレゼンテーション』のアルティメット偉人バトルを単独で再現できる感じかね。ともあれ、バトルを挑まれたとき、召喚できる場合には必ず召喚しなければいけないからな。カードの説明はよくよく読まないとな。

与力しかしまあ、この偉人は武力212ですか。今までではあり得ん数字だなあ。

奉行自分で呼んだのに失礼な言い草だ。で、バトルの内容によって相手のカードを奪えるが、そのタイミングで場合によっては拡張版カードが3枚を超える可能性がある、ということじゃろうな。

与力そういうことだろうと思いますよ。

ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴
召喚された偉人その2。

奉行改めて。知力10倍はすごいよな。知力12対知力15みたいなところに、知力872とかさ。どういうバトルになっているのやら。

与力簡単に10倍とか+100とか言ってきますね、今回は。

ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴
召喚された偉人その3。

与力ふふふ。いうことでまた10倍シリーズです。

奉行えーと「胴体になんの効果も無ければ10倍」か。むう、通常版カードの組み合わせが活きてくるんだな。

ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴
召喚された偉人その3。

奉行ふっふっふ。これはすごいぞ。武力315、知力なら518だからな。

与力そ、それは勝てません。数字を合算するのではなく、左のカードから百の桁、十の桁、一の桁と読む効果ですね。

奉行この辺のぶっ壊れ感、まさかに神…

ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴
こんなのもいる。

奉行そういった色々な効果を、全部ワヤにしてしまう英雄ジークフリートの右腕だ!

与力こんなんも混ざってくるから、気は抜けないですね。

ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴
なんだかんだあって、与力の勝利。

奉行くう、名前に気が抜けるが強い! いやいや、今回も前回を上回る、ひどい戦いだった。

与力無茶苦茶な三身合体だらけでしたね、ホント。

奉行もしもこんなん呼ぶ戦いがあったら早々に神々のバチが当たりそうだ。

『ソクラテスラ~神々の宴』【ここがイカス!】

奉行数値や効果は無茶苦茶な跳ね上がりっぷりだが、パワーアップの形としては順当な気がする。面白いし。

与力無茶苦茶だが順当って、矛盾して聞こえなくもないですね。

奉行整理しよう。ルールの変更はほとんどない。特殊カードも1種類を除けば『死のプレゼンテーション』にもあった左腕の装備カード、通常版の「第三次世界大戦」と同様のイベントバトルが起こる「最後の審判」カードなど、お馴染みの効果だ。

与力大きく変わった部分はない、ということですね。

奉行一方で、これまで人間対人間の地道なバトルを、全部ぶっ壊す大型新人こと偉人……というか神、というのがパンチがあるよな。持っている特殊効果が非常に多彩で、「ああこんな手札じゃ勝てない……と思ったら一発逆転!」みたいな楽しさも増えたように感じる。

与力基本は通常版でよく言われた「大喜利バトル」ですよね。そこを楽しみつつ新しい感覚がありましたね。

奉行出来上がる偉人の名前やビジュアルはいつも通り面白い。が、今回は更にひど過ぎる特殊効果を1つ1つ適用して、「なんだその武力は!」とかいう能力部分でも大爆笑できるようになったかな。

与力ぶっ壊れ性能を楽しみましょうとどんちゃん宴会する感じでしょうか。

奉行あ、だから宴なのか? 総括させて貰うと、正統派な拡張セットだ。通常の『ソクラテスラ』が好きなら持ってて損は無い。唯一の注意点とすれば……

与力独立してない拡張なので、これだけ買っても遊べないよ、ということですか。必ず赤い箱の『ソクラテスラ』通常版も併せてご準備くださいね。

『ソクラテスラ~神々の宴』【ここはちょっと……】

奉行毎度毎度だが、カードの引き運がものを言う。召喚できなければ何もできんからな。ちぇー。

与力お奉行、なぜかカードが片寄りますよね。このゲームは特に。

奉行なぜわしだけ斯様な目に遭っておるのか……相性?

与力遊ぶ時はよくよくシャッフルを。ゲーム開始時、3つのパーツが揃っていなければカードを引き直すというルールもお忘れなく、ですね。

奉行あとはそうさな。多彩な特殊効果は派手でバカバカしいゲーム体験を盛り上げてくれるが、適用するにおいて細々注意点があるので、遊ぶ前にルールブックをしっかり確認しておくと良い。

与力「効果が複数重なった時、適用の順番はどうするか?」とかですね。

奉行今作は特殊効果持ちのカードが多いから、必ず生じる疑問だな。答えは「好きな順番で適用してネ」なのだが、まあそういったことも含め、注意点が多いので、ルール確認をお忘れなく。

与力あとはどうですか? 私は個人的に「スサノオ」とか「アラハバキ」みたいな日本の神々もいてよかったんじゃないかな、って。

奉行わしは「ここで名前使ったらやばい神様っていないのかな」ってちょっとドキドキしているが、どうなんだろうか。そういや、拡張『死のプレゼンテーション』とは混ぜらんないのかね、これ。

与力えっと、ルールを読んだ限りでは。排他利用っぽいですから、やめといた方がいいんじゃないですかね。

ソクラテスラ~キメラティック偉人バトル~拡張版 神々の宴
追加された「融合カード」では、こんな偉人が召喚できます。

与力2体同時召喚、といった塩梅のカードです。

奉行さらに左右の腕に装備を付ければ……すごそうだな。でもなんだろう……気が抜ける。

与力時空を超えたオジサン同士が仲良く手をつないで召喚されるってのも、なかなかアクの強い絵面ですよ。

奉行BGMは「手をつなごう」にしようか。一瞬だけほのぼのして中和されるかもしらんぞ。

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通常版「ソクラテスラ」の開封編はこちら。プレイ感想編はこちらからどうぞ。

拡張「死のプレゼンテーション」の開封編はこちら。プレイ感想編はこちらからどうぞ。

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