5本のキュウリ(原題『Funf Gurken』)を開けてみた
伝統ゲームをフリードマン・フリーゼが改良したと言われる小箱ゲーム。当ほ~らく奉行所にて開かれた、2015年第一回 ボードゲーム購入評定にて見事採択された一品が届きましたので、さっそく開けてみたいと思う所存です。
プレイ人数:2-6人
プレイ時間:25分
対象年齢:8歳以上
スカンジナビアの伝統ゲーム『アグルカ』の改良版……らしい
改良される元のゲームが分からないので、なんとも比較しようがない売り文句ですが、2015年の日本語版発売まで、評判が非常に高く、輸入版がショップに入荷しては売り切れ、というパターンが続いていたようです。いわゆる「トリックテイキング」という部類のゲームとしては出色の評判と感じたので、購入してみました。
それでは開封。
この緑色。デザイナーであるフリードマン・フリーゼこだわりのイメージカラーですね。
1-15までの数字と、なんかちょっとイラッとするキュウリの絵が描かれたカードが60枚。あと、キュウリトークンが30個。そして両面印刷のルール。
内容は以上です。うん、シンプル。
『5本のキュウリ』【プレイ前雑感】
購入の動機は「長時間のゲームの合間に、短い時間で遊べるゲームが欲しい」ということでした。ルールが簡単で誰でも分かりやすく、しかも面白いというゲームは、なかなか得難いものです。ルールが簡単で緩すぎると、遊ぶメンバーのコミュニケーション力次第、というようなゲームとおしゃべりの中間な感じになることがあり、小箱にギュっと詰め込みました、みたいなゲームだと、ルール把握に一苦労で逆に疲れてしまうというようなことも。というわけで、このゲームに期待したのは少しのルールで鋭い切れ味。奉行お気に入りのボードゲーム『電力会社』のデザイナーとして知られるフリーゼさんを信じて、いざプレイです。
5本のキュウリボードゲームプレイ感想編