『ツクルテン』を開けてみた
勝利は≪10≫にあり
(パッケージ裏面より)
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:20-30分
対象年齢:8歳~
赤と青、唐辛子の種類ではなく
ボードゲームの趣味が高じると、“いざ”という時に備えて、カバンの中に常に小箱ゲームを忍ばせておこうかな、とか考えるようになりませんか? そんなとき、カバンを圧迫せず、手軽に持ち運べる小箱ゲームは、虎視眈々と遊ぶ機会を探す常在戦場的なボードゲーマーの強い味方です。それに加えて「持ち運びに負けないくらいルールが手軽で誰とでも楽しめるゲームだと、いろんな人を誘えて具合がいいなあ」などという野心もついて回りがち…。そんな人にお勧めなのが、今回ご紹介する『ツクルテン』です。
しかし、単に“お手軽・簡単”というだけにとどまらず、“シンプルながら悩ましい”と、プレイヤーをガッツリと楽しませてくれそうな雰囲気もありそう。それでは中身の確認から始めていきましょう
ではパッケージをご覧ください。このカラーリングで、つい『キカイダー』と言ってしまう人はいらっしゃいませんか? それとも『メタルダー』派ですか?
カードサイズ(58×89mm)表記が有るのはスリーブ派にとって嬉しいポイント。箱のサイズは約12.8×9×2.2cmです。
2色のカードと説明書、そしてプレイヤー人数分のボーナス点一覧表が内容物です。
ポップな書体の数字。
こちらも赤と青でこだわりのツートーン。
プレイ前雑感
ご覧のように、赤と青の色使いが印象的な『ツクルテン』は、誰でも遊べる絶妙ルールのゲームを次々とデザインするゲームNOWA・かぶきけんいちさん制作で、ゲームマーケット大阪2021発表の作品です。
これまでゲームNOWA謹製ゲームに幾つか触れてきた個人的な所感では、①遊ぶ人の年代を選ばず、②プレイは簡単、③分かりやすい悩ましさ、という共通点があったように思われます。この『ツクルテン』も、ルールはA4用紙1枚一杯にはないくらい、というスッキリしたルールになっていますので、恐らくこれまでのゲーム同様、すんなり遊び始められてすぐに楽しさが見えてくる、そんなゲームなのではないかと予想しました。ということで、いつもの2人プレイレポートをお送りしたいと思います。
続き:プレイ感想編はお待ちください。