『マモノレイド＋』を開けてみた
『マモノレイド』は、エネミーから受けるダメージをコントロールしながら、戦闘効率を考えて戦っていく、パーティバトルをテーマとしたリソースマネージメントゲームです。
（説明書より）
プレイ人数：2-4人
対象年齢：12歳以上
プレイ時間：40分～
いらっしゃい、ハンターさん！（違）
『名もなき魔王』『ルーク＆レイダーズ』などのタイトルでお馴染み、美麗なドット絵を得意とする蓑竹屋GAMESさんから2015年に発表された『マモノレイド』。このゲームがゲームマーケット2023春で装い新たになって頒布されました。それが今回ご紹介する『マモノレイド＋』になります。変更は多数ありますが、当奉行所にとって最大の魅力が「新たに2人プレイに対応」というところ。これは絶対に見逃せないということで、早速の予約＆購入。
一見、いかにもファンタジーバトルゲーム的なイメージを受けますが、箱裏の説明などを見る限り、実は「マネージメント」の部分に重きが置かれている模様。どんな作品になっているのでしょうか。それでは、開封から始めていきたいと思います。
箱絵です。いつもながら美麗なドット絵。動くところまで想像できれば、あなたも立派なゲームチルドレン。
ひっくり返しました。ゲーム全体の説明がちりばめられています。ここでは内容物の量に注目。なかなかの物量ではないですか？ 箱サイズは約22×16×4cm。
フタを取って中を見ていきましょう。27ページに及ぶ説明書の下から、ごっそり出てくるチップ＆カード。
チップ、トークンなどは必要な小分けができるよう、袋とガイドが付属しています。細やかな気配り。
『＋』になってA4からA3と、ひと回りサイズが大きくなり、プレイし易さが向上したとのこと。
プレイヤーパーティーの要となるスキルカード。
ゲーム中、パーティーはアイテム購入によっても強化されていきます。
敵である「マモノ」は4パーツ×4枚のカードによってランダムに生成されます。
あまり受け取りたくないデスペナ＆トロフィーとなるコアのカード。
サマリー類もバッチリ入っています。
ゲーム前雑感
ファンタジーのゲームと言えばまずは王道のダンジョン探索とか、バトルに主眼を据えたタワーディフェンスとか、そういった方向性が模索される一方で、例えば『ダンジョン・ロード』のようにモンスター側に立ってのダンジョン経営というような変わり種もあったりしますね。さて、本作は“モンスターを倒す”という王道テーマでありながら、その実はバトルと戦果をいかに効率よく運ぶかというマネージメント能力が問われるということで、最前線の冒険者というよりは、一歩引いた冒険者ギルドの長といったスタンスでプレイを運ぶゲームという第一印象を受けました。果たしてそれで正しいのかどうか、さっそく追加された2人プレイで遊んでみたいと思います。
続き：お待ちください
