『フリーライドUSA』を開けてみた
フリードマン・フリーゼによる鉄道ゲーム
(箱裏より)
プレイ人数:1-5人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:55分
緑色の鉄道ゲーム…
ゲームはイニシャルF、イメージカラーはグリーンでおなじみ、名デザイナーであるフリードマン・フリーゼ作の鉄道ゲーム『フリーライドUSA』をご紹介します。本作は1950年代のアメリカを舞台としていますが、2021年に発売された『フリーライド』というヨーロッパを舞台にした鉄道ゲーム作品をリメイクしたものということになります。
日本ではサニーバードから日本語版が発売されました。同社はフリーゼ作品を多数手がけておられますので、今後も緑色のゲームが欲しいゲーマーはその動向に注目する必要があるでしょう。
さて、それではフリーゼが作ったゲームである以上、並大抵の路線構築ゲームではないと思いますので、楽しみに開封してみたいと思います。

レトロ感を感じる特急列車…特急なんでしょうか。なんか「とき」みたいな顔してるので。

割合にシンプルなボード、シンプルな中身のように見受けられます。箱のサイズは約37×27.5×5.5cm。『電力会社』『ファイユーム』などと同じ。2F-Spiele大箱標準サイズといったところでしょうか。

でかいボードで箱の中身は見えません。

4つ折りの巨大なボードですが、これも同社デザインのゲームとしてはいつものサイズだと思います。

動力車+客車2枚で、最大3両となります。

記念コイン的な形状をしていますが、これ、非常に重要です。

列車、線路、所有権、敷設中の各コマになります。若干、塗りが甘かったり液ダレしているのも味がある。

これを集めていくのがゲームの中心です。
ゲーム前雑感
鉄道ゲームの金字塔といえば『チケット・トゥ・ライド(チケライ)』ですが、このゲームはフリーゼらしい味付けが施されたチケライだとも言われているとかいないとか。赤いチケライと緑のフリーライド…赤いチケライってなんだろう?
さておき、フリーゼのゲームを遊んでいて一番素晴らしいと思うのは、ゲームが進行していき、収束へ向かうにつれ増していくスピード感の部分なのですが、本作でもそれを感じ取ることができるでしょうか。ネットワーク構築系としては展開が若干甘めになる可能性もはらむ2人プレイで遊んでみたいと思います。
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