ファウナ(ボードゲーム開封編)

ボードゲーム愛好

『ファウナ』を開けてみた

動物はみんな同じ大きさじゃない

(箱裏より)

プレイ人数:2-6人
対象年齢:10歳以上
プレイ時間:45-60分

夏は夜の動物園ツアー

いわゆるトリビア系ボードゲームは、継続的に出版されている、人気ジャンルだろうと思われます。クイズ大会的な遊びが手軽にできるというのが、支持される理由でしょうか。さて、そんな知識を競うゲームを、“緑の人”の別名でおなじみ?なフリードマン・フリーゼ氏が手掛けたのが、『ファウナ』になります。2008年の出版ですから、もうひと昔前のゲームということになってきますね。海外ではHUCH!社から出版され、日本ではホビージャパンがローカライズを手掛けてくれました。今回はこのゲームをご紹介してみたいと思います。

ファウナ
箱絵。

タイトルはFから始まっていますが、箱が緑色ではない。

ファウナ
箱裏。

360種類の動物を見ることができるようです。箱のサイズは約29.5㎝×29.5㎝×7.5㎝。『チケット・トゥ・ライド』なんかでよく見る大箱正方形サイズです。

ファウナ
あけました。

ゲームボードと、大量のカードが入っています。

カードの山。

360種類の動物をデータ化すると、こんな量になる、と。

ゲーム中に使用するコマ類です。木製。
ゲームボード。世界地図ですね。

ゲーム前雑感

トリビア系のゲームを楽しく遊ぶ上では、シンプルにまず知識量が問われることになろうと思います。平たく言えばクイズですから、そのジャンルについて何も知らないよ、だと、そもそもゲーム以前の話になっちゃうよなあ、と。しかしながら、フリーゼのゲームですから、ある程度の知ってる知らないの一線を乗り越えたら、それだけで勝負がつくような、単純なことには終始しないだろうという期待感があります。つまり、現在よく知られているような、フリーゼのヘンな仕掛けというのをゲームに仕込む余地があったかどうか、そんなところもゲーマー的には見どころになってくるのではないでしょうか。では、遊んでみましょう。

続き:お待ちください