通知カード受領後に引っ越し、その後マイナンバーカードを申請しました

本番(カード受領)はまた後日

<注意事項(お願い)>
本記事は、2016年11月頃の、横浜市在住の個人の体験を中心に記述しています。公的なサイトを確認しつつ記載するよう努めておりますが、個人の認識間違い等が含まれる恐れがあります。手続きに関する疑問等につきましては、お住まいの自治体窓口などに直接お問合せ頂けますようお願い申し上げます。

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今更ながら備忘録として

様々な受け止められ方をしているマイナンバーカード。昨今はあまりニュースなどで大きく取り沙汰されることも減りましたね。どのように便利に活躍してくれるのか、あるいは(無いことを切に願いますが)何らかのトラブルなどが起きてしまうのか、今後が気になるところではあります。

さてこの度、マイナンバーカードの手続きを先日ようやく始めました。既に申請した方からすればだいぶ遅く、現状申請するおつもりのない方からすれば、まあ早いのかな、という印象です。

すぐに申請しなかった理由としては、
一つ目、インターネットで確定申告をするために取った、住基カードを所有していたこと。
二つ目、「交付が遅れている」という報道が活発で「万が一、手続き遅れに伴う取り違えなどが発生してしまうのは困る」という懸念や、「運用トラブルでも起きないだろうか」という非常に漠然とした不安があったこと。

ということで、いわゆる様子見という態度を取りました。ところが、タイトルの通り、「マイナンバーカードの通知カードを受領した後、引越し」を行った結果、この前提が崩れてしまったのです。

引っ越したことで発生したのは

事前に取得していた、住民基本台帳カードの電子利用が不可になりました。住基カード内にある電子証明書の更新は、マイナンバーカード制度の導入と同時に実施されなくなったため、引越しによって住所が変わってしまった住基カードの電子証明書も使えなくなってしまうとのことでした。
参考:住民基本台帳カードがマイナンバーカードにかわります(横浜市市民局のページ)

マイナンバーカードと入れ替える形で、住基カードが廃止される認識はあったものの、「引っ越しによる書き換え=更新」という認識がなかったのが原因です。窓口で説明して貰えなかったら、そのまま盛大に勘違いしていたかもしれません。
また、詳細は後述しますが、引っ越しをすると「事前に受領した通知カード(のQRコードや申請書ID)による申請はできない」ということを知りました。色々と考えが足りなかったな、と反省しきりです。

そんな折、丁寧に説明してくださる窓口の方は、ふと、「今から申請して頂いても、もしかしたらかなりのお時間を頂いてしまうかもしれません……」と申し訳なさそうに言いました。2016年6月頃のことです。この頃は、まだ自治体によっては「交付の遅れ」が続いている状況だったためか、念のため、そのような返答となったのでしょう(正確な内情は不明なので、担当者個人の判断かもしれませんが)。
参考:マイナンバー制度とマイナンバーカード(総務省)

当時の報道などでは、既に「遅れ解消の見通し」は立っていました。が、僕は「遅滞が解消するまで待とう」と決めました。「それで確定申告において、税務署に赴く結果になっても仕方がない」とも。感覚的な話で恐縮ですが、極めて低確率であるとは言え、「急いで申請することによって発生する恐れのあるトラブル」に対する懸念がぬぐえなかったためです。

ところが、中の方々の尽力あってか、見通しの通り「遅れがほぼ解消」という報道がなされました。これにより、僕は「申請後、一ヶ月で交付可能になるのであれば、今から申請を行おう」と決めました。なお、本記事を公開する12月では、「遅れは全て解消」とのことです。
参考:マイナンバーカード交付の遅れ全市区町村で解消 総務省(NHK News Web)

マイナンバーカードの手続きについて

長々とした前置きが続きましたが、折角なのでこれまでの流れを備忘録として残しておきます。

2016年1月頃:マイナンバー通知カード受領
2016年6月頃:横浜市内にて引っ越し→役所にて各種手続き
 ★住所変更に伴い「個人番号カード交付申請書 兼 電子証明書発行/更新申請書」というA4の紙面を受領。
 ★1月に郵送された「通知カード」を利用した(QRコードなどを利用した)申請はできない旨を知る。
 ※ただし「通知カード」は手続きにおいて必要なので、保管。
2016年11月上旬:申請手続き開始
 ★「個人番号カード交付申請書 兼 電子証明書発行/更新申請書(A4用紙)」に必要事項記入、写真を添付。
 ★1月に郵送された「申請用の封筒」を利用してポストに投函。
2016年11月下旬:交付通知書の受領→受け取り予約
 ★交付通知書は、自宅の郵便ポストに小さな葉書サイズで届いた。
 ★交付通知書は、保護シールなどで内容は読めない配慮がされている。受け取り時に必須のため保管。
 ★受け取りのため、予約(日時指定)をインターネットにて実施。

このような流れで対応している最中です。交付通知書は、本当に特別な遅滞もなく届きました。ただ、思っていたよりも簡素な葉書だったので、他の郵便物とまぎれそうで驚かされました。
住所変更などによって配布されるA4用紙については、下記の府中市のサイトにしっかりと画像がありますので、ご参照頂ければと思います。手続きの流れも分かりやすく載っています。
参考:マイナンバーカード(個人番号カード)の申請方法(府中市)

なお、インターネットによる予約は、僕の交付場所においては、かなり余裕があったので、すぐに欲しいと思っても何とかなる印象がありました。ただ、確定申告や今後展開されるであろう「マイナンバーカードを利用して受けられるサービスの開始時期」などは、混雑する恐れはあるでしょう。

後は予定日に交付場所に行くだけです。その辺り、何か面白いと感じたことがあれば、また記述したいと思います。