ドコモのマルチナンバーを契約して使ってみた

使うと決めた当日に契約しました(貧乏性)

前回の記事において、うだうだと悩んだ挙句にドコモのマルチナンバーを導入することを決意しました。それから一週間が経過しましたが、その期間中、ビジネス用の番号を用いる場面に直面しなかったので、そのまま放置していました。

理由は「自宅で即時番号払い出しができそうである」ということに加えて「利用料金が日割り計算されるから」でした。我ながらせせこましいですが、しがない個人にとっては数百円も大切にしたいところですので、ぎりぎりまで待ちました。

その一連の流れについてまとめましたので、どなたかの参考になれば幸いです。なお、2016年3月時点の情報であること、および携帯の機種に依存する情報があることをご了承ください。

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記録その1 マルチナンバーを契約する

まずは契約手続きをします。

ドコモのサイトに記されている通り、「パソコン」「携帯」からそれぞれ申し込みが可能です。僕は携帯での申し込みがどうにもやりづらいと感じてしまうためにパソコンから手続きをしました。dアカウントは発行済みですが、毎回パスワードが微妙に不安なので情けない限り。

と言う訳で、マルチナンバーをパソコンから実行する手順です。

  1. ドコモのサイトにアクセスして「マルチナンバー」の解説ページに行く。
  2. 同ページにある「お申込み方法を確認する」のリンク先へ移動する。
  3. 移動先のページにある「パソコン(Mydocomo)」の項目で「お申込み(Mydocomo)」のリンク先へ移動する。
  4. dアカウントでログインする。
  5. マルチナンバーの付加番号を発行して貰う。
  6. 最後のページで発行された電話番号を確認しておく。
  7. (対応終了後はログアウトする)

もちろん、dアカウントでMydocomoにログインをした後にマルチナンバーの手続きページへと移動するのも正しい手順だと思いますが、ぱっと見た時にどこから遷移すればいいのか分からなかったので、こちらの方が楽じゃないかと個人的に思います。別のサービスやオプションの契約とかいじる恐れもない点も、安心できるポイントです。

記録その2 使う前に事前設定を行います

「わーい発行できたぞー」という思いと共に「え、これで携帯電話側が対応可能になっているのだろうか?」という疑問がわきましたのでオンラインマニュアルを参照し、「マルチナンバー」を選択して試しに発信してみようと試みました。

が、発信の「サブメニュー」の選択肢に「マルチナンバー」の項目は見えれども、選択できない状況になっているではないですか。

何が足りないのだろうかと確認したところ、僕が所有しているガラケーは「SH-F07」であり、この機種(と言うかメーカーのようですが)の場合、手動で付加番号を登録する必要があるとのことです。

SH-07Fの場合は、下記の通りメニューを掘り下げていくと設定できました。

「メニュー」>「電話機能」>「その他ネットワークサービス」>「マルチナンバー」>「電話番号設定」

ここで、付加番号の名称と番号を登録できます。
また、別の項目で「付加番号ごとの着信音設定」「ナンバーを選択しないでかけた場合に、基本番号と付加番号のいずれかをデフォルトとして発信するか」といった設定が可能です。

この設定を入れた後で、任意の電話番号を入力し「サブメニュー」から「マルチナンバー」を選ぶと、基本電話番号と付加番号を選択できるようになっていました。なお、表示名は番号ではなく先に登録した名称になっているので、仮に似たような番号であっても見間違えるということは無いでしょう。

記録その3 実際に電話をしてみた

前段落の最後でほとんど書いてしまいましたが、付加番号で電話ができた…と思います。相手先の電話を直接確認したわけではないのですが。

なお、サブメニューで番号を選ぶ方式を取りましたが、相手先の電話番号に続けて記号と数字を入力することで、操作の簡便化が可能です。詳しくはドコモのオンラインマニュアルなどをご覧ください。僕は間違えそうで怖いので、多分ずっとメニュー選択方式をとるかと思います。

また、自分自身の携帯電話のリダイヤル欄は、一見するとどちらの番号で発信したかが分かりません。しかし、一つ一つのリダイヤル情報を開くと、「相手先の電話番号」の上部に「付加番号(の設定した名称)」が入力されているので、果たしてどちらの番号を使って電話を発信したかが確認可能となっています。これは結構便利かも。

契約してから電話をかけられるようになるまで、実質30分も要りませんでした。一度でも利用したことがある方ならば、もっと手早く対応完了できるでしょう。全く知らない僕でも当初の予想通り、申し込み後すぐに利用可能でした。手軽で便利だと感じます。