三大キャリアの留守番電話サービスについて簡単にまとめてみた

ちなみに電話は苦手な方です

こんにちは、サジマです。今回は個人的なメモという側面が非常に強いのですが、携帯三大キャリアの留守番電話事情についてまとめました。

なお、本件はデータをまとめた2016年2月時点における情報ですので、時期が経過した際は保証されるものではございませんのでご了承ください。リンクは、各電話会社の公式ページを参照しています。

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DoCoMoの携帯における留守番電話

留守番電話サービス

  • 有料(月額300円)。
  • 伝言の保持期限は「録音から72時間」。録音件数は「3分間を20件」。
  • 圏内・圏外問わず応答してくれる(圏外の場合は直接、留守番電話センターに転送される)。
  • デフォルトでは15秒の呼出時間経過で切り替わる。0から120秒に設定可能。
  • 呼出時間を0秒に設定すると着信履歴に残らず、直接、留守番電話センターに転送される。

伝言メモサービス

  • 無料だが機種に依存する機能の為、使えない可能性も少なくない。
  • 圏内である場合のみ機能する(電話をかけた相手のメッセージが、電話を受けた携帯本体に保存される仕組みのため)。

◆雑感
家族がDoCoMoユーザーだったので長らくDoCoMoを使っています。一時期は家族割が無いなんてとんでもない、ということもありましたので未だにお世話になっています。

そんな僕がムーバやらフォーマやらガラケーやらスマートフォンやら、と時代を経ていくにつれて感じていたこと。こういったオプション機能も含めて、ページの構造が宜しくないかと思います。詳細を見ようとするとページ切り替えなどが多く面倒(なおPCでサイトを参照しています)ですし、無料の伝言メモは「製品に依存するのでそっち見てね」で終わりというそっけなさ。いえ、事実そうであるとは思うんですが、その説明ページに辿りつくのも難解なのはどうなんでしょう。

auの携帯における留守番電話

お留守番電話サービス

  • 無料・申し込み不要で利用可能。ただし、3Gスマートフォン・ケータイなどのみ。
  • 伝言の保持期限は「録音から48時間」。録音件数は「3分間を20件」。
  • 圏内・圏外問わず応答してくれる(圏外の場合は直接、留守番電話センターに転送される)。
  • デフォルトでは24秒の呼出時間経過で切り替わる。5から55秒の範囲で設定可能。
  • 着信お知らせ機能:相手が伝言を残さなかった場合「発着信番号と日時」がSMSで届く。ただし、お知らせ機能のON・OFFは可能。また、相手が「非通知」だった場合は行われない。
  • 伝言お知らせ機能:相手が伝言を残した場合「発着信番号と日時」がSMSで届く。相手が「非通知」だった場合は「非通知理由(公衆電話など)」が知らされる。

お留守番サービスEX

  • 有料(月額300円)。
  • お留守番電話サービスが利用できない4G LTEスマートフォンを含め、3Gスマートフォンなどでも契約は可能。
  • 圏内・圏外問わず応答してくれる(圏外の場合は直接、留守番電話センターに転送される)。
  • 伝言の保持期限は「録音から1週間」。録音件数は「3分間を99件」。

簡易留守メモ

  • 無料だが機種に依存する機能の為、使えない可能性も少なくない。
  • 圏内である場合のみ機能する(電話をかけた相手のメッセージが、電話を受けた携帯本体に保存される仕組みのため)。
  • 録音時間は「約20秒」で、保持件数は「3件」。
  • 着信中にメモボタンを押せば、そのタイミングで切り替え可能。

◆雑感
元々は無料で利用できていたようですが、4G LTEスマートフォンの到来によって、技術的な問題なのか他社に合わせてしまったのか有料プランと別れてしまった…のかもしれません。どうなのでしょうか。

簡易留守メモは録音秒数が短いので、電話を顧客や取引先とするような社会人の方や、就活中の方には向かないように思います。細かいことでお金がかかるのも困りものですが、「録音中に切れてしまった」というのは、相手がお客さんであれば心証悪くされてしまいそう。まあ、これは他二社の同じ機能も同様ですね。

ところで「簡易留守メモ」のページを探したらKDDIの用語集で、他者とは雰囲気が違いちょっと面白いです。用語集好きとしては楽しい。

softbankの携帯における留守番電話

留守番電話(スマートフォン/iPhone

  • 無料。ただし、スマ放題などの特定プランを利用中は使うことができない(次の有料サービスしか使えない)。
  • 伝言の保持期限は「録音から72時間」。録音件数は「3分間を30件」。
  • デフォルトでは20秒の呼出時間経過で切り替わる。0から30秒の範囲で、5秒刻みで設定可能。

留守番電話プラス(スマートフォン/iPhone

  • 有料(月額300円)。スマ放題などの特定プランを契約している場合に提供されるサービス。
  • 伝言の保持期限は「録音から1週間」。録音件数は「3分間を100件」。
  • ビジュアルボイスメールの利用が可能(iPhoneのみ)。

簡易留守録

  • 圏内である場合のみ機能する(電話をかけた相手のメッセージが、電話を受けた携帯本体に保存
    される仕組みのため)。
  • iPhoneでは利用できない。
  • 録音時間と保持件数は機種に依存。

◆雑感
googleで「簡易留守録」を検索して最初に辿りついたのが「「簡易留守録」機能と「留守番電話(無料)」との違いは何ですか?」という公式Q&Aです。

ページがやや分散している印象もありますが、「エリア圏内なら簡易留守録、圏外なら留守番電話サービスにつなぎ、留守番電話サービス利用時にかかる通話料を無駄にしない方法」などが載っていて分かりやすいのではないでしょうか。

とまあ以上、誰に需要があるのか、という記事でした。

ざっとまとめた理由は、「自分が契約や乗り換えを検討している」のではなく「人から聞かれた時のため」と「人様に電話を掛けた時の留守番電話の有無に関わるのかという疑問」によるものです。案の定というか横並び、そして機種に依存するということがよく分かって満足です。

余談ですが僕はDoCoMoのガラケーと楽天mobileのスマートフォンの二台持ちです。三大キャリアから完全に離れることも考えたんですが、身内の電話が長引くこともあるので辞めました(相手はスマートフォンなんて全く使えない世代です)。
それでもDoCoMoスマートフォンで約8,000円かかっていたところ、端末台分割料金を含めてDoCoMoの料金が2,500円以内に収まったので、良かったな~と思う今日この頃です。