パンデミックカードゲーム:接触感染 原題『Pandemic‐Contagion』(ボードゲーム開封編)

ボードゲーム愛好

パンデミックカードゲーム:接触感染(原題『Pandemic‐Contagion』)を開けてみた

自らの病原体を変異させ、世界中の都市を感染し、最も凶悪な病原体がゲームの勝者となる!
(パッケージ裏面より)

13歳以上 2-5人 30分

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攻守交替で『パンデミック』!

協力ゲームの代表的なタイトルとして知られる『パンデミック』のスピンオフ作品が、今回の『パンデミックカードゲーム』です。当ほ~らく奉行所ボードゲーム方でも、既にパンデミックダイスゲームはプレイ済みでございます。

このように人気ボードゲームがダイスゲームだったりカードゲームだったり、軽いシステムのものにリメイクされるのはよく有る話ですが、『パンデミック』は一味違いました。

このカードゲームでは、我々プレイヤーが操るのは、ボードゲーム版での敵だった数々の病原体なのです。

つまり、この『パンデミックカードゲーム』では、プレイヤーは病原体となって、どれだけ人類に脅威を与えることができるか、を競うことになる訳ですね。

アニメやコミックで、人気の出た悪役、ライバルからの視点を描くスピンオフ作品と言うのはよく見かけますが、熱心な『パンデミック』プレイヤーたちから「今度は病原体をやりたいよ!」という熱い支持が有ったのでしょうか?世界を股にかけてウィルスを除去してきた猛者(自称)ですが、まさかこのような展開になるとは思いもよりませんでした。

内容物の確認

ともあれ、箱と中身を見てまいりましょう。

パンデミック 接触感染
箱絵。

実に毒々しい色柄。これは恐ろしい。

パンデミック 接触感染 箱裏
箱裏。

日本語版なので説明書きは全て日本語。箱サイズは15×23×3.5cmという感じで、コンパクトです。

パンデミック 接触感染 内容物
中身。

コンポーネントぎっしり、確かな満足(でも大半が病原菌)。

パンデミック 接触感染 内容物
広げてみました。

病原体コマ(キューブ)、マーカー類と、ペトリ皿がついてきます。
ところで「ペトリ皿(英語由来)」と「シャーレ(独語)」って用語としては同じですが、全然違うもののようですよね。

パンデミック 接触感染 カード類
分厚い束。

そしてカードの山。全102枚。
細かいパーツが多いです。味がある反面、誤飲や紛失に要注意!といった感じですね。

ゲーム前雑感

最初、カードゲーム版発売の話題を見かけた時、ボードが無くても遊べるよう、カードだけにリメイクされて出るのだろうな、と思っていました。ところが改めて見てみたら、自分が病原体になるというゲームだったという。当初想像していたものとは違いましたが、これも『パンデミック』ということで入手した次第です。

最初に述べた通り、プレイヤー人類対システム病原体というのが逆転している今作ですが、病原体を示すキューブは相変わらず箱の中に健在。これはつまり、ゲームを通しての目的が「増えるキューブをなんとか減らす」、から、「減らされないように頑張ってキューブを置く」に変わっていることが推測できます。

さて、それでは早速遊んでみましょうか。