ワードミノ(ボードゲーム開封編)

ボードゲーム愛好

『ワードミノ』を遊んでみた

もう時間が。ひらめけ、言葉!

(パッケージ裏面より)

プレイ人数:2-6人
プレイ時間:20-35分
対象年齢:9歳以上

つなげてつなげて……

『ワードミノ』は、ひらがな2文字が書かれたドミノ状のタイルをつなげて言葉を作り、得点を獲得していくワードゲームです。ゲームマーケット2018春に配布した無償版を経て、ゲームマーケット2019大阪が初出となります。

デザイナーはゲームNOWAのかぶきけんいちさん。Asobitionから発売されている『L-tiles』や、ゲームマーケット2017秋で高評価を得た『戦国ドミノ』など、ドミノ状のタイルを特徴とするゲーム製作の名手ですね。それでは早速、開封してまいりましょう。

パッケージ。

緑色&真ん中にゲームのロゴでしょうか。すっきりシンプルなデザインです。

裏面。

表面と合わせてゲームのあらましが分かります。箱のサイズは約22.8×16.3×3.3㎝。ハードカバーの本みたいな感じですね。

開けました。……おや?
ゲームの主要なコンポーネントであるタイル。

各種合わせて108枚入っています。

厚みも手触りも非常に良い。

肩の力を抜いてくれるようなフォントが、また良い感じですね。

ジャンルタイル。拡張ルールで使います。
木製の得点キューブと砂時計(1分計)。

砂時計。こういったアイテムが付属していると、ちょっと嬉しくなります。

得点ボード。

厚紙製です。

プレイ前雑感

『ワードバスケット』などに代表されるワードゲームというと、誰でも遊べるとっつきやすさが1つの特徴である一方で、語彙の豊富さによる実力差はもちろんなのですが、即座にに言葉が出てくるかどうか、という瞬発力が問われる点で、好みがかなり分かれるように思います。少し「えーっと……」と考えればいい答えが出てくるんだけれども、それではゲームに負けてしまう。となると、悪くするとカード持ってるだけでプレイが終わってしまったりすることも。まあその“即座に回答”というのがゲームの妙味な訳ですが、ちょっと考えたい派にとっては、「もうちょっと欲しいなあ」という感覚になることもあります(奉行:談)。

そんな中、この『ワードミノ』。説明書を読んでみますと、そうした頭の回転と回答の速さを競うというアプローチではなく、あくまで個々のプレイヤーの手番制と回答までの時間制限によって、ワードゲームを作り上げているようです。なるほど、これなら最近、早口に何か言おうとすると噛みがちな私も一安心では? では実際に遊んで試してみましょう。

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ワードミノ プレイ感想編専用オーガナイザー感想