―エピローグ―
……おっ、おっ。また、お主とサシで話す訳ですか。
官兵衛「はい。まずはとりあえず、ノルマ達成したので褒めてあげましょう」
あっ、ありがとうございました。いやあ、やってやりましたよ。最後の方はもうこっちが強すぎて消化試合になっちゃいましたけどもね。天下惣無事を出せるようになるまでくらいが、一番楽しかったかもしれないですな。
官兵衛「さて、大名で遊んでみてどうでしたか。今までで一番長い記録となりましたが」
えーっとですね、シンプルに言えばこのゲームやっぱり大名で遊ぶのが一番楽しいかな、と。大名だと、全部のコマンドを自由に使えるので、思い通りにゲームを進められますわね。制約の大きい家臣で始めるのも最初は面白いんですが、何度かやってると、結局同じ手順、展開で軍団長になる。軍団長になっちゃうと大名みたいなものなので、だったら最初から大名やった方がストレスフリーかな、と。
官兵衛「せっかくの『戦国立志伝』でありますのに?」
うーん、家臣プレイには多少『太閤立志伝』要素を期待してしまっていたので。ちょっとそこが違ってましたのでね。あと、前にも言いましたけど、城攻めは今回、『大砲』と『土竜攻め』を使って落とすというやり方をしてみたら、結構ハマってしまったので、わざわざ追加するのであれば、もうちょっと城のパターンを増やすとか、一つずつ変えるとかしてもよかったのかな、と。メインマップの作り込みが凄かったので、城マップはちょっとねぇ。同じ作りの城を同じ攻め方でゴリゴリ落とせちゃうのは、なんだな、と。
官兵衛「真田家の時に言っておられたイベントにも、ずいぶん引っ掛かっておられましたが?」
イベントについては今回も幾つか見れましたが、正直どうかなー、と思うものがちらほら。道雪の死は、あまりにゲームの進行が反映されてなくて、頓珍漢になっちゃってたのが面白かったので出しましたが。この辺はしょうがないのかなー。ああ、でも一番違和感が有ったのは、やっぱりエンディングの個人年表かな。そんなに思い入れもないし、実際友好度もそんなに高くなかった武将が、心に残る友人みたいな形で紹介されて、「うーん」と思ってしまった。あれ、どういう基準で年表に出す項目を決めてるのかね。ただまあ。今回大名で遊んでみて、昔の『信長の野望』らしさがすごく味わえて楽しかった。何だかんだ熱中できたと思います。まだ触れていない要素も多いので、しばらくは遊んでみようかなと思ってますよ。
官兵衛「新作はお考えにならないのですか?」
あっ、それはPK待ちです。はい。ですので、しばらく先ですかね。あ、ところで私の記録、毎回の冒頭に不安を誘うような手紙の文章をずーっと引っ張ってて、挙句の果てに今回ついに、私が実はメ〇ア教(注1)関係者であった、今までの言動はそのせいであった、みたいな言われ方をしてるように読めるんですけど、何なんですか、あれは。もしかしてゲーム中に大聖堂を建てられるとか、私とラスボス(注2)がちょっと似てるとか、そういうところからの安易な発想でやってたんじゃないでしょうね?
注1:本当はTOKYOミレ〇アム。餃子。
注2:よく動く顔。
官兵衛「まさかそんな」
見え透いた否定をするなあ。……というかなんか、初級編・中級編に比べて、あんまりボロカスに言われないのが怖いんですが?
官兵衛「そうですか?」
怖いって。
官兵衛「長い間の戦い、お疲れさまでした。改めて天下統一おめでとうございます」
え、うん。長らくお付き合いいただいて、ありがとうございます。お疲れ様でした。さて、次の武将はどうしようかなあ。
fin...
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官兵衛「では、また別の世界でお会いいたしましょう」
…………ん、別の世界???