ゲームマーケット2024春 個人的に気になるゲームまとめ

ボードゲーム愛好

きたる4月27日、28の両日にわたって年に2回のビッグイベント春の部である、2024年ゲームマーケット春が開催されます。

これに先立ちまして、今回もTable Games in the Worldさまより「注目の新作ボードゲーム」投票参加のお誘いを頂戴いたしました。毎度身に余るありがたいことでございます。

そこで取り急ぎ、個人的にこれは手元に置いておきたくなりそうだなあ、という作品をピックアップしてまとめました。おおむねゲームマーケット公式ページとX(旧Twitter)からの情報収集によって選出をしております。

ただし、ルールの読み込みやシステムによる判断などのガチ要素は薄く、第一印象ならびに自分の保有するゲーム群との比較をしたうえで、主観的に魅力を感じたものを選択しました。

今回も、当奉行所のプレイ環境においてあまり出番の想像できないもの(プレイ人数が3人~のゲーム、大人数向けのパーティーゲーム、大喜利などのワードゲーム、トーク系、マーダーミステリーなど)や、個人的に現状で「このシステムのマスターピース」と感じるゲームを持っている、あるいは保有数が過剰になっていると考えるシステムのゲームは、原則として評価を割り引いております。

ひとえに当方の視点・視野・視座による選出、加えて五月雨式に降ってくる情報の雨を追い切れず、抜けや見逃しの部分もありますので、決して十全の判断の下の選択とは申せませんが、何らかの情報共有につながれば幸いです。

なお、各出展者様につきましては、文中敬称略とさせていただいておりますので、ご了承くださいませ。

※印は重い順に「個人的に欲しい度合い」を示しております。

◎空島の商人(さとーふぁみりあ 土-P01)

幅広い年齢層に届くゲームデザインに定評があると思うデザイナーさんの新作。「『カルカソンヌ』の次」という目標はハイレベルに聞こえるが、それを達成する激走が今回であっても驚けない。

●Sweet Memory(REPLICATE 土日-M03)

今回、個人的に大好きな協力ゲームの出展作品に気になるものが多く、その中から雰囲気抜群のこのゲームに対抗の印。リプレイ性がいかほどかという点は気になるが、設定に強く興味をひかれた。

▲モンスターヘクス(ゲームNOWA 土日-J09)

ここ数年のゲームNOWA作品の集大成的な位置づけに有りそうなこの作品も要注目。デザイナーさんはプレイするごとに自分の上達が分かる作りのゲームシステムを組み立てる名手であり、長く楽しめるゲームであることは間違いなさそう。
モンスターへクス(ゲームマーケット公式ページ)

△アイルトレイシズ(ノルカソルカ 土-C32)

協力ゲームからもう一作。『ザ・ゲーム』に近い作りとのことだが、地図の島を広げていくというテーマは、あちらよりも乗りやすいか。
IsleTraces ~アイルトレイシズ~(ゲームマーケット公式ページ)

△モグチンゴメン(メロボド 土日-G28)

イラストも魅力的なバッティング系カードゲーム。バッティングした時の処理が面白そう。

△国旗王(HEY! 土日-J18)

「おぬしみたいな、”歩く辞書”みたいな奴とできるか!」と奉行が叫んで一緒にプレイしてくれない系ゲームの類だと思うが、こういうのはつい購入しがち。データを見るのも面白い。(ちょっと見ただけで覚える奴と勝負にならんのだ!わしは悪くない! By奉行)

△バズワード・イヤー2(はなことば 土-N22)

ガチガチにゲームを遊ばないメンバーとは、このくらいのゲームがハマることを最近知った。印は必要なタイプ。

☆Divee!(ハーベストバレー 土日-A43)

ダイスゲームが好きなので。ただ、すでに一ヶ月前くらいに発売されている作品で、ゲムマで購入できるものの新作にカウントされるのか確認を失念したため、この位置で。
Divee! ダイビィ!(ハーベストバレーHP)

☆マジックナンバーイレブン(PLUTO GAMES 土日-M07)

私がボードゲームに落とし込みづらいと思う展開の早いスポーツであるサッカーをテーマにしたゲーム。ぜひ体験してみたい枠として挙げておく。外国産枠になってしまうので投票はしていない作品だが、今回最注目の一角ということでプラスして列記。
MAGIC NUMBER ELEVEN(ゲームマーケット公式サイト)

以上となります。こうして改めてみると土曜日に本命含め結構固まっているのですが、今回は行けるとすれば日曜日なのですよね。これはこまったどうしようと思いつつ、各出展者さまの成功をお祈りしております。