長期的な目標をたてよう
前回のまとめに従い、どのようにすれば、今までと異なり、今度こそロードバイクに申し訳が立つ乗り方ができるでしょうか。
ごく簡単にまとめれば、「約3時間モチベーションを高くしてみっちり乗る」というように、意識を高く持ち続ければいいわけなのですが、とはいえ、「人間のサガ」(『魔界塔士SaGa』の神:談)として、特に明確な理由が無いと、どうしても楽な方へ流れてしまいます。
じゃあ、ビジネスと同じように明確な数字を目標とするのはどうでしょうか。
[ad_contents]
数値を目標にするという考え方にある落とし穴
とりあえず「3時間以内にどこそこまで行って帰る」とか「ケイデンス(ペダルを回す回数)を一定以上に保ち続ける」とか「平均時速何km/h以上を維持する」とかを目標として、自分のレベルアップを楽しみにする、というやり方をぱっと思いつきます。というかこれに関しては、実は今までもやっていました。
毎回計測したデータをとってExcelなどで管理し、グラフ化して眺めたりすれば、かなり楽しいものなのですが、「それができるようになったらどうなのか」という疑問が生じた瞬間にはたと行き詰ってしまいます。
そこです。今まではせっかく頑張ってわずかばかり鍛えたとしても、それの持って行き場所がなかったのです。
練習は本番のためにある、という風に考えれば、できないことができるようになったからといって感心したり褒めてくれたりする仲間がいない私のような孤独のライダーだからこそ、どこかで何らかの形で、自分の能力を試してみたりすることができれば、満足度が高くなるのではないでしょうか。それを長期的な目標としてセッティングしておくのです。
言ってみれば、大学受験で自宅浪人をして勉強している浪人生が、自分の学力レベルを計るために、大手予備校の全国模試を受けに行くようなものです。あれ、本番の大学受験はじゃあ何になるんだ、という気もしますが、細かい話はいいでしょう。物の例えです。
では、具体的に私はどこへ行って何をすることを目標に、これからの週1ロードバイクライフを送ればよいのでしょうか。ターゲットとするべきは、全国津々浦々で開催されている自転車イベント。これのどれかに照準を合わせ、そこを走ることが手っ取り早く、かつ達成感も高いと思います。そこら辺に関しては次回に。