育児ひとりごつ◆こどもとアレクサで遊ぶ⑤ 『ねこねこゲーム』&『プレミアムねこねこゲーム』

「同じ鳴き声をあてる」という発想はアレクサならではだなあと

猫の鳴き声(音)とイラスト(絵)による神経衰弱ゲームです。
4種類のネコの鳴き声が8つのカードに入っているので、同じ鳴き声の組み合わせを見つけましょう!

なお、「状況」などといえば現在開いているカードが分かります。

Amazonアレクサスキル「ねこねこゲーム」のページより引用)

「ねこねこゲーム」と「プレミアムねこねこゲーム」。
それぞれ個別のゲームですが、初級・上級みたいな違いで、基本システムは同様です。

一言でいえば神経衰弱。
タイトルの通り、猫好きにはたまらない猫まみれのゲームでして、
カードをめくるとスートやマークの代わりに、可愛い「猫」が出てきますので、
神経衰弱のように「同じ猫を二匹いるカード」を当てていきます。

ねこねこゲームだと全部で4匹(カード8枚)、プレミアムねこねこゲームだと5匹(カード10枚)でプレイできます。

「プレミアム」と聞くと有料と身構えてしまいましたが、無料で遊べます。
プレミアム版は一つの番号だけロックがかかっていて選択できない状態ですが、お金を払うとロックを解除できるようです。
が、ロックがあるとババ抜きの要素が追加される(ロック部分に隠れた猫を探してもクリアできない)ので、難易度が更に上がって面白いです。

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さくっと遊べるノーマル版

まず「手軽にさくっ」と、がノーマル版の方。
神経衰弱を始めたばっかりの小さな子でも、
「番号を二つ、声で言う」
「見つけたいのは同じ猫」
というルールが分かれば、楽しめるんじゃないかと思います。

我が子はちょうど神経衰弱が楽しい時期にプレイできたので、途中からは「自分でやるからお母さんは静かに見ていて」となっていました。

カード8枚・4種類の猫しかいないので、当たる確率も結構高いですね。
私も遊んでみたところ、初手とその次、偶然同じ猫が開いちゃう運の良さに恵まれて、5ターンくらいでフィニッシュしたことがあります。

じゃあ少ないかと言えば、むしろちょうどいい。
こどもも集中してプレイできる量だなと思います。

私は「YouTubeで解説動画を見るのはまどろっこしいから、文章・文字で教えて欲しいと感じる派」なので、感じ方が違う人からしたらピンとこない意見かもしれませんが、声だけで遊ぶ分、これくらいの量の方がサクサクでいいです。

更に一味違うのプレミアム版。

びっくりしたのがプレミアム版。
最初に言った通り、一部はロックがかけられ課金で解除可。
しかし、「ロックがかかった一か所に隠れた猫は、ババ抜きのババ状態なので、その猫のペアを探しても無駄」という落とし穴が増えます。

それよりなにより、一番のポイントは!
あてるためのヒントが「猫の鳴き声」のみ!

開けても猫の絵は同じシルエットのイラストで、声だけ。
しかも「にゃー」「んなー」とかだけ。
真剣に音を聞いて、頭を使って覚えないと全く進みません。

元々神経衰弱が得意ではない私は、こんな感じになります。

「アレクサ、2番と5番」
 < にゃあー
 < んなー

「アレクサ、3番と4番」
 < んなぁーぁ
 < ふにゃー

「……アレクサ、5番と3番」
 < んなー
 < んなぁーぁ
「違うの?」

「アレクサ、8番と……9番」
 < なあ~ん
 < にゃあー
「にゃあー、は聞いたけどどれだった?!」

出てくる猫の可愛らしさが凄い

ゲームの面白さに加えて、こだわってていいな~と思うのは、可愛い猫のイラスト付きであるということ。
しかも使いまわしではなく、ノーマル版はデフォルメされた猫、プレミアム版はリアルよりの猫、と絵柄が違うこだわり方。

特にプレミアム版だと、鳴き声で判断するので、ぶっちゃけ猫の絵がなかったとしても、ゲームは成り立つんですよね。
だというのに、このこだわり。
当てられた時に可愛い猫が出てくると、嬉しさもひとしおです。

私はプレミアム版の絵柄が好きです。
デフォルメも好きなんですが、リアルよりの猫たちの曲線が素晴らしいので、ぜひ遊んでください。

神経衰弱はぶっちゃけ、こどもの独壇場

元々我が子はトランプの神経衰弱が好きで、たまに遊びます。負けず嫌いなので、割と私に勝てるからかもです。

年を重ねるごとに神経衰弱が苦手になっていく私。
時間の経過と共に研ぎ澄まされていく子ども。

ということで、「ねこねこゲーム」も楽しんで遊んでおります。

さすがに「プレミアム」の方は苦戦することも多く、私をヘルプ召喚することもありますが、
「よく知っているゲームシステムであること」
「イラストがしっかりしていてゲームの進行状態が把握しやすいこと」
「カードが最大でも10枚だから集中力を切らさずプレイしきれること」
などから、一人で一生懸命遊んでいることもあります。

内容から言っても、親が心配して付きっ切りにならなくてもいいのは、なかなかありがたいですね。
私も手すきの際に参戦しますが、ほんと、プレミアム版は集中していないとほんとダメ。

という感じで。
ちょっとしたすき間時間に遊びやすく、トランプの神経衰弱を楽しめる人なら、間違いなく楽しめる素敵なゲームです。
こどもも安心。なんならこども+おじいちゃんおばあちゃん、なんて組み合わせでもいけます。それから、猫好きはぜひ遊んでください。