ボードゲーム方ボードゲーム見聞録

ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり(ボードゲームショップ来訪記録)

「とけいまわり」へ行ってきた

【登場人物】

与力藩の買掛担当。実家と言えば、狭くて急な階段を思い出します。

奉行藩の決裁担当。実家と言えば、自室にコタツを導入しようとして、「絶対にそこで寝るようになるから止めろ」と、いい年して怒られたことを思い出します。

どうも、与力です。本日は当奉行所二回目、ボードゲームショップのご紹介と行きたいと思います。本日訪れましたのは、正確にはショップではなく、ゲームスペースですね。関内と桜木町の間のエリア、地味に美味しいご飯が食べられる店が多いことで私に有名な、横浜市中区吉田町に2017年9月13日にオープンされました、「ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり」(以下、とけいまわりと略)さんでございます。

ここ最近、ボードゲームが遊べるお店が次々とオープンしている横浜界隈ですが、こちら「とけいまわり」さんは、どんな感じのお店なんでしょうか。

足が解放される空間

ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
という訳で、お店のあるビルへやって来たのだった。

アクセスはJR線並びに横浜市営地下鉄ブルーライン線。いずれも、桜木町駅か関内駅から歩いて5分程度。駅近ですね。個人的には関内駅からの方が楽な気がしないでもありません。お店はビルの3階で、脇の入り口からエレベーターで上がっていきます。因みに1階と2階は「愛嬌酒場えにし」さんですが、「とけいまわり」さんの方に、デリバリーして貰えるそうなので、一杯やってから行く必要はありません。

さて、3階でエレベーターを降りますと目の前すぐがお店です。店主様に迎えられて、靴は脱いでげた箱へ。これぞ、日本の家に入る時の作法。そして入店となります。

ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
お荷物はロッカーへ。

ロッカーのカギ番号で、入退店時間とお会計が管理される仕組みです。靴を脱ぎ、荷物を預けられると、急に身軽になって寛げる感覚がおとずれます。

どんなゲームが遊べるかな、と。

店内入ってすぐの両サイドに、丁寧にゲームがディスプレイしてあります。

ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
ゲーム棚その1
ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
ゲーム棚その2。こちらはよりライトなゲーム。
ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
ゲーム棚その3。まだまだ新入荷が期待できる余裕も。

備え付けのゲームは150種くらいで、全体的にプレイ時間1時間以内に収まる、いわゆるライト~ミドル級くらいまでのゲームがほとんどです。

ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
ゲームを遊ぶのは、こちらの円卓(冬なのでこたつ標準装備)。

で、多分これがお店の最大の特徴かも、というのが卓の形状。全部で5卓ありましたが、いずれもカードやボード類が傷つかない加工の施された円卓です。大体ゲームやろうぜ、っていうと大型長方形の四角いテーブルになってきますが、こちらは畳に座って車座に遊ぶ感じ。これは不思議だったので、店主様に聞いたところ、「全員の距離感が同じになる」ことと、「手札が両サイドから見えなくなる」ことを考えての選択なのだそう。なるほど。

ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
飲食メニューは充実。奥のキッチンスペースから運ばれてきます。

メニューはどれも一品500円以内で、アルコールの提供もあります。値段が抑えられているので、あまりお財布を気にせず、腰を据えてゲームと飲食を楽しむことができそうですね。

来訪日はイベントデー

さて、実はとけいまわりさんを訪れた当日は、先日ご紹介した横浜中華街のリゴレさんとの共催による「こたつとおでんでボードゲーム会」の開催日。てな訳で、おでんを食べつつ、たくさんゲームを遊びましょう。

ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
同卓の方おススメで遊んだ『サフラニート』。ちょっと前のゲームですが、チップの投げ合いに白熱。

『サフラニート』で分かりますが、大きめのボードはテーブルに収まらないかもしれませんね。『エルドリッチホラー』級になってくると、テーブルくっつけたくなりますが、この辺を持ち込んで遊ぶ際には、事前にご相談すべきかと思います。

ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
おでんでこたつとなれば、眠くなるのは世の常。

19時から22時まで、白熱する大人の熱気により、加湿器無しで窓ガラスが曇り、急きょ窓を開けて夜気を入れるほど盛り上がっておりました。私もとても楽しかったです(同卓の皆さま、ありがとうございました)。そしてみかんを食べるタイミングを逸しました。

奉行への報告:「とけいまわり」訪問を終えて

与力コンセプトが非常にハッキリしているお店です。間違いありません。

奉行間違いないとか、昔、そんな決め台詞の芸人がおった記憶もあるが……。

与力そんなことは思い出さずとも今は結構です。こちらの写真をご覧ください。

ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
国産のファミリーゲーム類が積まれています。

与力実は、これがとけいまわりさんの要です。要石です。

奉行ん? 昨今のボードゲームの流行からは、外れたラインナップとも見えるが……遊ぶ人がおられるということか?

与力いや、それよりむしろ、これを見て「懐かしいなあ」とか「帰ってきた感あるなあ」と思ったら、それはとけいまわりさんで寛げるシルシですね。

奉行??? どういうことだ???

与力この手のゲームって、盆正月に親戚の家やらなんやらに集まってくつろいで遊んだ記憶の中にありませんか? そういう、ノスタルジックな雰囲気づくりのためのアイテムな訳です。ですから、誰かが実際に遊ぶ・遊ばないは関係ないんですよ。あ、もちろん遊ぶこともできるんですけど。

奉行ほほう?

与力店主様に話をお伺いしましたら、そもそもこちらのお店では、「靴を脱いで、荷物を手放して」という気楽になれる空間を目指されたそうなんですね。そこに、このゲームが積まれている風景が加わることで、「田舎の実家に帰ってきた」「親戚の家に帰ってきた」という気持ちが沸き上がるという。

奉行なるほどな。言わば大人向けの「精神的アロマ」か。

与力お、それはちょっと良いこと言った気になってますね?

奉行ほっとけ!

与力全体的な雰囲気はそんな感じなんで、お奉行お気づきの通り、わりと年齢上めの方がハマる空間かもしれませんね。んで、出店にあたっては、店主様ご夫妻はゲームカフェに限らず、様々な業態のお店を訪ねて、「遊びやすいゲームスペース」を実現するためのアイデア集めに奔走され、かつご自分たちのアイデアをそこに混ぜてこのお店が完成したんだと伺いました。ですから、細かい所まで気遣いがなされています。

奉行入念な下調べ、リサーチ、というヤツであるな。

与力例えば、靴脱ぐとか荷物はロッカーへ、といったシステムは、家に帰ってきた感を醸し出すだけでなく、女性客向けの気遣いでもあるそうです。「女子はキツめのサンダルやブーツをはくことが多くなるので」というお話しでした。荷物も座席周りで気になりますしね。

奉行そういわれてみると確かに。「財布と鍵だけ! 手荷物なし!」というスタイルの女性はなかなかおらんだろうし。そういった点は、女性の身になってみんと想像つかないポイントだな。

与力そういった心身両面での気軽さの演出から、誰でも楽しいライトめなゲームのラインナップ、そういったゲームを遊びやすい円卓、ライトな価格設定のフード&ドリンク、そういう気遣いにつながっていくんでしょうね。ほんとよく考えられています。まあ、このつながりの円は、どのアイデアからスタートされたのか、という所までは、お聞きできませんでしたが……。

奉行いやいや成程、だいたい分かった。何かの折にボードゲームの面白さに触れた女子が、お友達に遊んでもらいたい時に連れて行きたいお店、って感じかもしれん。

与力そうですね。女性のグループ客にはまず間違いなくお勧めできると思います。男性客グループでも、ゲームと会話で半々くらいにゆるく遊ぶなら、バツグンの空間じゃないですかねぇ。

奉行そういえば、この円卓と「とけいまわり」という店名は……。

与力お、流石です。店名は覚えやすいようにひらがなで、円卓でゲームの順番って大体時計回りに進みますからね。全部つながっています。「円」がお店のキーワードですね。

ボードゲームカフェ なごみ空間 とけいまわり 訪問
とは言ってみたものの、遊ぶ。あえてね。

奉行ちなみに、お主にとって「田舎の実家感」を感じるアイテムは、何かな。

与力古いコロコロコミックですかねぇ。あと、アナログテレビ。外装が赤い樹脂製のやつです。

※2017年11月16日 追記※ 本記事の内容は、すべて2017年11月13日時点のものです。「とけいまわり」さんは、16日現在、リニューアルにともない休業中です。

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投稿者: 与力

ボードゲームやコンピューターゲームが好きな30代。ボードゲームは毎月買いたいものの、予算不足などの問題から、購入候補を厳選すべくネットサーフィンに勤しむ「買掛担当」。
相棒たる「お奉行」は一番のボードゲームプレイ仲間。いざと言う時に優柔不断な与力に変わって、最終選択を担っている「決裁担当」。

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