【園芸初心者の園芸記録 -50- 】豆苗の収穫

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誰でもできる豆苗栽培

前回、野菜高騰の対策として豆苗を育て始めた結果、気が付けば、このように立派に育ってくれました。

豆苗(左:購入直後 右:栽培中)
豆苗(左:購入直後 右:栽培中)

なお、写真の左側は新しく購入して開封したばかりの豆苗で、右側が栽培中のものです。葉の豊かさはさすがに出荷されたものには負けますね。
が、豆苗は茎部分も美味しく食べられる野菜です。この程度ならば、非常に簡単に成長してくれます。

生育を開始してからの雑感としては、三日~四日ほど、なかなか高さが出てきませんでした。最初に出荷されていた豆苗を切った高さが悪かったなど、「これは何か失敗しているのだろうか」と思い始めた頃になってすくすくと葉が増え始めます。見た目や匂いにおいて水の濁りは特に感じなかったものの、指示に従い、毎朝トレイを移し替えて水を全部取り換えました。
また、半日通して日の当たる窓辺においておくと、全体の茎が日のある方向へと力強く倒れてしまうので、面白いなあと思いつつ、毎日置く向きを変えてできるだけまっすぐに育つように誘導しました。

このような点から言っても、水やりと日照こそ必須と言えるようです。実はすでに、最初に育て始めた豆苗を一度収穫した後、次に購入した豆苗の栽培を開始していました。手順としては初回と全く同じにしていたつもりだったのですが、連日の曇天という天候不順に見舞われた結果、初回よりも時間がかかりました。
勿論、個体差や室温などの差異も、生育に影響を与えると思いますが、体感的には「とにかく水を絶やさず、日光を当てること」を最優先させるべきではないかと。

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豆苗の育て方まとめ

わざわざまとめるほどの価値があるとも思えませんが、

  • 水やりは基本として一日二回(過剰に減っていたら足す)
  • 一日~二日に一度、水を全部取り換える
  • 可能な限り、よく日の当たる窓辺に置く(下手に窓から遠ざけると、日のさす方向に向かって倒れて伸びてしまう)

この三点を守れば、水耕栽培用の液体肥料等を必要とせず、100均のプラスチックトレイなどを用いて、一週間ごとに収穫が可能だと思います。

豆苗が苦手・嫌いと感じる方以外は、お手軽な野菜の摂取方法となりますので、是非豆苗を育ててみることをおすすめします。

ただ、聞くところによると猫が豆苗を食べるらしいです。猫は肉食ですが、毛づくろいなどで胃に入ってしまった毛を吐き出すために、草を摂取します。室内飼いの場合、通称「猫草」と呼ばれるイネ科の植物を与えると思いますが(wikipedia参照)、豆苗を食べてしまったことがあると聞きました。
googleで調べた限り、猫が豆苗を摂取してしまうことについて、非常に危険であるという情報は見当たりませんでしたが、過剰摂取は危険らしいと見かけました。また、猫好きの友人いわく「吐きすぎるため、獣医から猫草を与えないように指導されたことがある」そうなので、猫などのペットがいる家庭では、栽培場所などに注意が必要かもしれません。