『チケット・トゥ・ライド ニューヨーク』を開けてみた
「60年代へようこそ!」
(説明書より)
8歳以上 2-4人 10-15分
今度はタクシーでニューヨーク一周
鉄道ゲームの大人気作『チケット・トゥ・ライド』、いわゆる“チケライ”の拡張、スタンドアロンの新作はこのところ継続的に発売されていますが、このほど新たにラインナップに加わったのが、この『ニューヨーク』。デザイナーはオリジナル版と同じアラン・ムーン氏、発売元はDays of Wonderです。ホビージャパンさんが日本語対応の多言語版を輸入・販売してくれるということで、チケライ好きな当奉行所も予約&購入をいたしました。「ニューヨークでチケライっていうと、メトロの路線引きかね?」などと乏しいニューヨーク知識で想像をしつつ、開封をしていきたいと思います。
いかにもちょっと昔のアメリカンな感じの皆さまです。
多言語版ということで2か国語で説明があります。日本語版はルーマニア語版と一緒の扱いなんですね。箱のサイズは約23.2×23.2×4.7㎝の正方形。チケライシリーズとしては異例の小ささです。
説明書は2部。内容物は中箱でしっかり仕切られて収納してあります。
観光案内所でもらえるパンフレットチックな説明書。
こちらもかなり小さいです。約43×23.2㎝。
鉄道ではなく、タクシーを模しています。
こちらもミニサイズになっています。
ボードが小さく、得点トラックが無いがゆえの付属品ですね。
ゲーム前雑感
2004年に発売されたチケライオリジナルは、北米を鉄道で駆け巡るゲームでした。以来、別の国・地域のチケライが発売されるたび、その地域特有のルールが追加され、オリジナルの面白さはそのままに、少しずつ味付けの違ったゲームが楽しめたものです。しかし今回の『チケライニューヨーク』は、原点回帰というべきか、要素をできる限りそぎ落とし、オリジナル版に近い姿になって戻ってきたような気がします。それではいつもの2人プレイで実際に遊んでいきましょう。