『オー・マイ・グーッズ!』を開けてみた
プレイヤーは道具、樽、鉄、ガラス、そしてその他の多くの商品を作る労働者となります。自分の清算チェーンを最もうまく管理したプレイヤーが最も多くの勝利点を獲得し、勝利します。
(説明書より)
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:30分
対象年齢:10歳-
はたらけ はたらけ はたらけ
今回のゲームは、小箱サイズながら、しっかりと拡大再生産が楽しめる!という『オー・マイ・グーッズ』です。2015年のゲームで、ホビージャパンから日本語版が発売されています。デザイナーは『ブルームサービス』、『アイル・オブ・スカイ』、『グレートウエスタントレイル』、『ブラックアウト:香港』…と、近年も話題作を多く手掛けているアレクサンダー・プフィスター氏。イラストは、ボードゲームショップにいけば、ほぼほぼこの人の箱絵を見るはず、でお馴染みのクレメンス・フランツ氏です。
直近では『マラカイボ』など、大箱・長時間ゲームが話題になっているデザイナーさんのゲームなのですが、冒頭に書いた通り、このゲームは小箱ゲームで使うのはカードだけ、です。私を含め、ちょっと意外な感じを受けた方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは開封から進めてまいりましょう。
このまま大箱ゲームでも違和感はなかろう、と思わせられるのは、さすがフランツ氏のイラストといったところか。
一通り説明が書いてあります。箱サイズは約13×10×2cmで、間違いなく小箱です。
説明書とカードがみっちり。
プレイヤー、つまり労働者のカード。男女リバーシブル仕立てです。
2Pカラーとかではなく、プレイヤーを助ける助手のカードです。
プレイヤーがゲーム中に使う情報が1枚に詰めこまれたカードです。
裏面は多分樽の絵。そしてこの面にも意味が有ります。
プレイヤーの最初の拠点、「炭焼き小屋」。
ゲーム前雑感
箱絵がこれで拡大再生産のゲームなんですよ、ってことで、あんまり詳しく調べていなかった時には、「ああ、『アグリコラ』とかの流れの大箱ゲームかな…」とか思っていたんですが、その後価格を見て首をひねり、調べてみてカードゲームだった、ということでビックリした記憶があるゲームです。
ともあれ、拡大再生産システムは、投資&拡大の循環がハマるととても楽しく、いつまでもやっていたくなるような魅力があります。このゲームも“ずっとやってしまう”、あるいは“ついつい遊んでしまう”ような魅力を秘めているでしょうか。いつもの2人プレイで遊んでみたいと思います。