『ザ・マインド』を遊んでみた
そして私たちの心はシンクロし、ひとつとなる……!
(パッケージより)
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:20分
対象年齢:8歳以上
これは本当にゲームなのか
2018年のドイツ年間ゲーム大賞エキスパート大賞を受賞したのは『クアックサルバー』でした。デザイナーはウォルフガング・ウォルーシュ氏。バッグビルドとバーストシステムを上手く組み合わせた、大変楽しいゲームになっていると伝え聞いております(まだ遊んでない出遅れ奉行所)。
ウォルーシュ氏はこれを含め、4つのゲームを次々と世に送り出してボードゲームファンの間で話題となりました。そして件の『クアックサルバー』の他に、『ガンツ・シェーン・クレバー』と、今回ご紹介する『ザ・マインド』もドイツ年間ゲーム大賞にノミネート。3作品が年間大賞を受賞するかしないか?という俎上に上がった訳で、一躍ボードゲーム業界の時の人になった、という感じです。
さて、『ザ・マインド』ですが、最初にゲーム内容を聞いた時点では、だいぶピンと来ない感じでした。『ザ・ゲーム』に似ているのかな?とか考えましたが、そういうことでもなく、相当に独特な雰囲気になるゲームらしい。てことなので、一つ遊んでみましょうか、となって購入に至った次第です。それではまずは中身の確認から。
実に不思議な感じです。日本語ロゴがでかいですね。
なぜに手裏剣がそんなにデカデカと? 箱のサイズは約13.5×10×2cm。小箱です。
カードがギッシリ入っています。
ゲームの核となる1から100までの数字カード。
レベルカード、ヒットポイントカード、手裏剣カード。合計20枚。
『ザ・マインド』【ゲーム前雑感】
アークライトから完全日本語版が発売されて、非常に入手しやすくなった、というか、ゲームマーケット会場で手にしやすい値段で売られていたので、このタイミングで買っておこう!となりました。カードを順列に並べていく感じの協力ゲームのようですが、似たタイプとしては前出の『ザ・ゲーム』であるとか、『花火』なんかが思い浮かびます。では、この『ザ・マインド』は、どんな仕掛けで楽しませてくれるのでしょうか。さっそく遊んでみましょう。