準備その3.苗を植え付ける
さて、いよいよ本題となる植え付け作業です。前回のタイトルで触れた気がしますが、僕自身が主体となって植物に触れるのは中学以来なので、実に十数年ぶりです。しかもあの頃は、適度に水を上げていれば何とかなりそうな植物ばかりでしたからね。心持ち、緊張しながら進めていきます。
前の工程で土は半分程度まで入れています。この段階から、苗をおいてもう少し土をいれるかを決めます。
嵩が足りないようであれば土を足し、問題ないようであればポットから苗を取り出します。根っこを軽くもみほぐしてから鉢の中に置き、周囲を土で埋めていきます。
作業手順はほぼほぼ同じです。続きましてイタリアンパセリ。
次は大きい四角プランターに対し、スイスチャード二個です。実は、葉物がいっぱい食べられるといいなあと夢見がちに買ってしまいました。
ここでぎょっとしたのが、この根っこの凄さ。
バジルもパセリも多少根が伸びていましたが、この量には及びませんでした。根を軽くほぐすにも苦労します。下手に指をいれようとすると、どこからともなく根が千切れる感触がするんです…。
冷や汗を少々かきつつもどうにか作業完了です。では次に仕上げ。
準備その4.水をやる
水やりです。ついでに、ちゃんと根付いてくれるよう祈ります。
全部の鉢に対し、下から少々水があふれ出るくらいの水をやりました。ちなみに一気に注いでしまうと、土が吸収する速度よりも下に流れ出てしまうことがあるので、全体に行き渡るようゆっくりと注ぎます。
植え付け完……?
ということで全ての作業工程を終え、久々に何かを達成したぞという感慨に浸っていた僕の目に飛び込んできたものがありました。
残ったねと、傍らで見守っていた上田さんの声が駄目押しをしてくれます。
この土をどうしたかについては、次回のお話となります。