変化を見るのは楽しいものです
水耕栽培の種まきを行ったのが前回です。
しばらくの間は、写真の通り成長を見守りつつ、水の量を確認するだけの日々が続きました。
種まき翌日
種まき三日後
種まきからおよそ三日ほどで発芽。次第に芽が伸び始めました。
発芽を終えたことにより、種子に蓄えられていた養分を使いきった…と思われるので、購入しておいたハイポニカ液体肥料を投入します。
また、これまでは「オレンジのポット」に五個の栽培パックを並べていましたが、なんとなく窮屈そうに見えることに加えて、水の量の調整が難しいことが分かりました。どうやらパーライトの隙間に入り込んで、パックの底に入り込んだ種が多いようで、完全に水の中に浸かってしまっています。これでは生育に悪影響を与えかねません。
その調整のため、このタイミングにおいて、同サイズの「赤のポット」を用意し、パックを二個と三個に分割することにしました。
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発芽から三日後、液体肥料をいれる
まずは液体肥料を用意します。
これまで「スポイトがないので購入しなければ」と考えていましたが、購入したハイポニカにはスポイトが二つ同梱されていました。二種類の液肥は、直接混ぜてはいけないとのことですので、それぞれ専用のスポイトとなるようです。
ただ、このスポイトはやや容量が大きい点が難点と言えます(一般的な用途では、過不足ないのかもしれませんが)。ハイポニカ液肥は強力なためか、500倍~1000倍に希釈しなければなりません(今回の水耕栽培では500倍)。ところが、水の量が多すぎるとパックが水没してしまうという問題があるため、水の量は100ccで十分です。つまり、一回に与える液肥の量は、二種類それぞれ0.2ccずつで良いということになります。
付属しているスポイトは初心者にも扱いやすいサイズですが、一方でサイドに刻まれたメモリが0.5ccのため、明らかにキャパシティオーバーと言えるでしょう。もっと手早く大量に作業をするなら、1ccのスポイトなどを用意した方が楽です。今回はそのままトライし、写真の通りおよそ0.2ccを汲み取りました。
採取したら液肥を水の中に垂らすだけ。簡単です。
それぞれのポットに水100ccと液肥0.2cc×2をいれて、赤に三つ・オレンジに二つの栽培パックを置きました。パックの下1/3くらいが水に浸かっている状態となります。
液肥の効果がどれほどだったのかは分かりませんが、順調に伸びていきました。
ところが、陰りが…
双葉が順調に伸びてきたので、出来るだけ光が当たる場所に置くなどしつつ、また数日間様子を見ました。
ところが、どうやら色々と問題が重なったのでしょうか。赤のポットはひょろひょろと長く不安定に。オレンジのポットはいまいち伸び悩む形になっています。
また、小さな虫があちこちで歩き回るようになってしまったため、そろそろ掃除もした方がよさそうです。合わせて、前からの懸念でもあった「高さが足りない問題」を解消するためにも対応を行うことにします。