ルーム25 原題:『ROOM-25』を開けてみました
部屋は25、時間は残り10、プリズナーは4人、ガードは2人…出口はただ1つ。
(パッケージ裏面より)
1-6人 30分 10歳以上
どこか既視感を感じさせる、協力&だまし合いゲーム
『ルーム25』は、2013年にMATAGOT社から発売されたゲームです。初版が売り出された後、箱のサイズやら同梱のフィギュアやらキャラクター設定やらイラストやらかなり大掛かりな変更が加えられ、「多言語版」という第二版が流通しました。現在はさらに箱のデザインが多少変更された「日本語版」が店頭に並んでいます。
ゲームの内容は、一応プレイヤー同士は協力するのですが、そのプレイヤーの中に敵が混ざっているという、疑心暗鬼の中で進める“準協力型”ゲームが基本となります。『キャメロットを覆う影』が同じようなシステムですね。さらに説明書によれば、完全協力でも完全対戦でも、あるいは1人でも遊べなくはないという幅の広さがあるようです。つまりどうとでも遊べるということでしょうか。それでは中を見ていきましょう。
ホログラム的なカラーで、近未来SF感を演出。
多言語版なので6か国語で注意書きがあります。サイズは『エルドリッチホラー』などと同じサイズで、約29cmの正方形で厚みが約8㎝。
初版と並べて見ました。箱サイズとイラストが大きく変更されています。
スッキリと内容物が収納できる内箱が最初から付属。拡張(シーズン2)の中身も入るのかしら?
7×7㎝の正方形です。
初版では色分けされていなかったのですが、多言語版にて改良され、視認しやすくなりました。
なお、容姿や名前など色々書かれているものの、能力的な差はありません。見た目で決めるもよし、キャラクターになり切って遊ぶのもよし、かもしれません。
プレイ前雑感
「この中に、敵が混ざっているかもしれない…」という疑念の中で進む、スリリングな準協力型ゲームというのは、協力型ゲームを遊びたい、でも色々とみんなに指示を出す仕切り屋さん、いわゆる“奉行問題”が気になってしまうという人への、一つの解答なんじゃないかなあ、と思います。
同じスタンスのゲームでは、先述した『キャメロットを覆う影』がありますが、『ルーム25』はより短時間で遊べる良さがありますね。
ただ、個人的には『ルーム25』の一番のキモは、「近未来な感じの世界観で、時間制限内に閉鎖空間からの脱出を目指す」という、どっかで見たことがあるテーマ設定にグッとくるかどうかだと思ってます。
最初に発売のお知らせを読んだ時の感想は、「『バトルランナー』! 日曜洋画劇場! アーノルド!」ってなもので、あの大がかりだけど作りの安いテレビショーを体験できるなんてステキ!と思っていたら、『ルーム25』の説明書にも、「『キューブ』『トロン』『バトルランナー』からヒントを得ています」と書いてありました。あながち、誤ったファーストインプレッションではなかったんですね(ちなみに1987年の映画『バトルランナー』の舞台は30年後の未来、つまり2017年。今でもあんなテレビ番組は放送できないです。詳しく知りたいという方は、wikipediaをどうぞ)。
それでは、時間制限内に脱出できるかどうか、早速遊んでみたいと思います。