『ナンジャモンジャ』を開けてみた
「“想像力は知識よりも重要である” ― アルベルト・アインシュタイン」
(パッケージ裏より)
4歳以上 2-6人 15分
定番中の定番となったロシアのすごいヤツ
昨今テレビなどで取り上げられる機会が多くなってきたアナログゲームですが、そうした機会に、この『ナンジャモンジャ』は頻繁に見かけられるゲームです。元々は2000年にロシアのシンプルルールズ社から発売されたゲームで、デザイナーはロシアのリーベディバ・アリョーナ氏。この海外版は『名前を呼んで』という邦題が付いて流通していましたが、現在は、すごろくやさんから『ナンジャモンジャ』のタイトルで、それぞれ12種類のカードが入った「シロ」「ミドリ」2種類の日本語版が発売されています。
日本語版発売以来、すっかり問答無用の定番商品の座を確立している感もあるゲームなので、相当な周回遅れでの紹介という印象は相当に拭えませんね。しかしながら、ようやく手に入れる機会が巡ってきた待望のゲームでもあるので、いつも通りに箱を開けるところからやらせていただきたい、と思います。
「すぐに遊べる」の文言が、ルールの平易さをアピールしています。ちなみにこれは「シロ」版。
知育ゲームとしての効能などがいかんなくアピールされています。箱のサイズは約10×8×2.5㎝。箱は手触りはいいですが、柔らかめな感触。ガシっとした感じはありません。
箱の中身はこの通り。説明書とカード60枚です。
この奇妙な生命体がゲームの中心となります。
ゲーム前雑感
とにかく大人気の『ナンジャモンジャ』、全世界で30万個も売れているとパッケージに書いてありますが、これは多分日本語版が発売され始めた2016年くらいのデータだと思うので、今は何個くらい売れているんでしょう? ともあれ、様々なメディアで取り上げられる機会が非常に多いタイトルですから、ちょろっとGoogleで検索してみてても、レビュー記事からYouTube動画まで、楽しんでいる方が多いことが容易に分かりますね。
このゲームの良いところは、時間の限られるテレビなどのメディアでも扱いやすいかった「ルールがシンプルで」「盛り上がり所が分かりやすい」点でしょう。サッと始められてワッと笑える、という感じ、でしょうか。
さて、明らかにパーティー系ゲームだと思われる『ナンジャモンジャ』ですが、当奉行所ではいつもの2人プレイで遊んでいくことになります。プレイ最低人数の2人でも、ポテンシャルを発揮してくれるのでしょうか?