ゲームマーケット2022秋(1日目)に行ってきた

ボードゲーム愛好

秋晴れの下に

10月29日、東京ビッグサイトで開催の2022年ゲームマーケット秋に行って参りました。その記憶が新鮮な当日中に、いろいろと書き残しておこうというのがこちらの記事です。完全に日記でありまして、個人の所感(誤認とも言う)によって構成されておりますので、その点にご注意ください。ただまあ、日記というのはアドベンチャーゲームにおいて重要な手掛かりになったりすることを考慮すれば、アレがソレでナニするかもしれませんので、お暇な方はどうぞご笑覧くださいませ。前置き終了。

入場まで。

早期入場チケットはスルーしたため、12時の一般入場で参加します。1年前のおぼろげな記憶から、大体3、40分前に駅につけば大丈夫かな? という大雑把な試算を行い、狙いどおり30分前に到着。で、駅からちょいと歩きますが、今回は久しぶりに東ホールに向かわねばなりませんので、その分の歩行距離が加算されました。ですけれども、電子チケットが来場者諸氏に相当普及していたようで、スムーズに待機列形成場所まで移動できました(あるいはカタログに紙チケットを付けなくなった狙いどおりって感じでしょうか)。待機列は外となり、12時の開場までおよそ15分の待ち時間。開場アナウンス後は、すんなり5分以内に会場へ入ることができました。過去一のスムーズさではなかったでしょうか?

しかし誤算も。待機列、暑いです。ピーカンで日除けが無いため、もろに陽射しを食らい頭皮が熱くなりました。陽当たり良好。結果的には日焼け止め、あるいは日傘が必要だったかもしれませんが、そこまでは読めなかったです。

いつものマスコット。

会場内。

試遊ありブースが戻ってきたからか、エリア出展が増えたからか、今回の会場は広かったです。しかし、一般ブースの通路は12時から13時過ぎまで、やけに渋滞を起こしていました。立ち止まって誰かが何かを見ていたり、人気出展者さんが入っているブース前は、すぐ片側一方通行になりがちです。微妙に設定が狭いんでしょうかね。みんな、カバン大きいですからね、仕方ない部分はありますけども、もうちょい広いと助かりますよね。

唐突なWARHAMMER。

眺めていた感じ、今回の大盛況は、『音速飯店』が事前に話題をさらっていたすごろくやさんと、『HacK ClaD』が大ヒット中の遊陽ゲームズさんでしたかと思います。特に後者の紙袋持っておられる方、無料配布があったらしいボードゲームホテルのバッグ以上に目立っておりました。なお、個人的にはすごろくやさんブース前を通ると銅鑼の音が聞こえてくる(試遊のスタート合図に使っていたらしい)のが、古のカンフー映画を連想させて、それで面白くなってしまったというところもあります。

今回も話題作となっている『Hack ClaD』のワールドはどこまで広がるか。

あとは、麻雀とかTRPGの大型ブースも人だかりが多く、改めていろんなアナログゲームが集まるイベントだな、というところです。Mリーグのプロ雀士の方がいらっしゃっていたみたいですね。また、マーダーミステリーは、もはやボードゲームを凌ぐのかというばかりの勢いの人だかりで、購入をされる来場者さんは、だいたい両手で山のように作品を抱えておりました。これはもう一大ジャンルとして定着したのかなと感じます。

それから、メイド服とかファンタジーな格好をしたグリッドガール的なお姉さん方が、ここ最近増加傾向にあったように思いますが、なんか着ぐるみが目立っていたような。これから新規出展の方は、ブース宣伝に着ぐるみを投入すると、ゲームマーケットトレンドの最先端を行けるかもしれません。

この人はゲムマ参加歴では古株に入るかも。

さて、そっと予約していたゲームを受け取ったり、気になっていたゲームなどを買いながら、その筋の有名人方を遠目に拝見しつつ、午後2時過ぎに撤収いたしました。
会場内もまあまあ空気がこもっていたのと歩き回るのが重なって、体温は上昇しがちになりましたので、脱ぎ着が楽な格好と適切な水分補給手段を準備できると良かったかも、ですね。

出口。朝の入場とは逆の位置にあります。

では、以下に購入品のご披露をいたします。

企業系ゲーム。左から。

『ザ・クルー 深海に眠る遺跡』(A50 ジーピー)トリテで協力という人気作の続編ですね。
『カフーツ』(A35 リゴレ)こちらも協力ゲーム。協力型ウノ?
『フラフー!』(A63 ゲームストア・バネスト)得も言われぬ魅力のタコが目印。特典のアクキー付き。

個人制作系その1。

『美術大戦』(シ07 Azb.Studio)こういうのは同人じゃないと出ないよな系ゲーム。いい意味でやりすぎ。
『THE SPACE』(セ08 SAKURA-GO-ROUND)『音速飯店』(原作は『音速厨房』)で大ヒットを飛ばしたサークルさんの新作です。可愛い中に虚無感が漂う宇宙の箱絵。
『オンリーワンコレクション』(テ01 操られ人形館/梟老堂)たぶん今回最注目の一角では?というゲーム。予約逃していましたが運よく買えました。

個人制作系その2。

『ここで装備していくかい?』(ネ12 HEY!)『富士山地下99階』に続く99作品? 往年の富士見ドラゴンブックス的なビジュアルの箱絵です。
『インスタントサガ』(ハ07 ハレルヤロックボーイ)10分で遊べる第二次民族大移動。ゲームマーケットチャレンジ大賞作品だそうです。
『ゲット★スリリングラブ』(カ05 しらたまゲームズ)ファンなので買いました。シリーズ完結とも言われておりますが、『沈黙の断崖』的な完結だと思っております。

書籍。

『プレイトゥギャザー!』(ウ05 大きな黒猫舎)合同出展のタルトゲームズさん作、2人からトゥギャザーできるトランプルールのブックです。15のルールがインしているので、15ゲーム買ったオトクフィーリングですよ。ぬ、ルー語難しい。

もらいもの。

ノベルティ(A15 Dungeons & Dragons)
あの伝統TRPGのブースで配付していたノベルティグッズ。このペン、フリクションでした。地味にうれしい。

おわりに。

これとか売っているうちには会場に入れなかった模様。アークライト新発売の『エクリプス』。

人気ゲームは一年前も完売が早かったように思えますし(13時あたりに在庫無しになっていたところも)、メーカーのワケアリ品もやはり人気が高いので早々に無くなっていた模様です。事前予約を抑えめにしている場合、特に各出展者さんのSNS情報発信を小まめに確認することこそ、悔いを残さぬゲムマ巡りのカギとなっていると言えるのではないでしょうか。私の今回の後悔は、小銭を切らしてしらたまゲームズさんのガチャガチャをやらなかったことです。
最後に、やっぱり入場時間も以前のようにならないかな、なんてことを願いつつ、また次回を楽しみに待ちましょう。

謎のカード…。

リゴレ闇のノベルティ。写真では全く分からないですけど、ひっくり返しても同じ絵柄というエラーカード。なにに使うかな。