花の三国志(ボードゲーム開封編)

ボードゲーム愛好

『花の三国志』を開けてみた

伝統×伝説(箱裏より)

プレイ人数:2-4人
対象年齢:8歳以上
プレイ時間:20分

蒼天已死、黄天当立

中国四大奇書の一で、日本で最も知名度と人気度が高いのが『三国志演義』、いわゆる世間一般にいわれる『三国志』です。ドラマや映画、ゲームやアニメなど無数の創作がなされてきたこの題材を、日本の伝統ゲームである花札に落とし込んだのが、今回ご紹介する『花の三国志』となります。制作はゲームNOWAのかぶきけんいちさん。ゲームマーケット2023春の新作となります。学校で横山光輝『三国志』の回し読みが流行っていた世代の当方としては見逃すことはできず、購入してまいりました。ゲムマチャレンジ向け、わずか32枚のカードで構成されたミニマムな設計に100年近い騒乱の歴史が収められているであろう作品、さっそく開封してみたいと思います。

箱。

キャラメル箱というタイプだと思います。

裏返します。

両面に出演する関羽。さすが神格化されるだけある。カード枚数とカードサイズの記述もありますが、スリーブ派の方は流石に別に収納ケースを用意する必要があるでしょう。

開封します。

カードと説明書です。

ゲームカード。

合計32枚のゲームで遊びます。

サザンクロスゲームズのN2さんによる『武将名録』が付属しております。

ゲーム前雑感

花札というゲームは江戸時代からあるポピュラーなゲームなのですが、個人としてはほとんど遊んだことがありませんでした。古い記憶を掘り返してみると、おそらくコーエーの『維新の嵐 幕末志士伝』に用意されていたサイドゲームをプレイしていたような…、というレベルなので、花札とのルール、プレイ感の比較がほとんどできない点は大変申し訳なく思います。そんなわけで、若いころに親しんでいた三国志に関する記憶を用いた一点突破でいかせていただきます。いつも通りの2人プレイレポートへと続きます。

続き:プレイ感想編はこちら。