ぼっち城代でおなじみの内藤です
1546年1月 新年明けまして
なぜか北条氏尭殿と一緒に年始の祝賀をしております(前回に引き続き、未だにいます)。
北条氏尭「今年もますますのお働きを期待しておりますぞ」
この人、家臣でもないのにいつまでここにいてくれるか、逆に試してみたくなってくる。
それはそうと、高遠城代として主命を遂行するに、どうにも人手不足が顕著です。領地の開発とは違い、城下町は投資を行うことで継続的に発展が望めますが、そのためには投資を行う人手が必要なことは、先に申し上げた通り。
内政にも敏腕を発揮するそれがしが行えば、投資の効果は高いのですが、他にもいろいろやりたいことはある。ああ、寄騎が欲しい。
北条氏尭「しかしご領内に新たに普請された黄金茶室には驚きましたな。内藤殿にあのような発想がおありだったとは」
ああ、あれですか。まあ、さる天下人に先がけて、日本で初めて黄金造りの茶室を建ててみたようとおもったまでです。サル天下人のね。
茶を飲んでいても仕方がないので、主命を果たしていきましょう。主命は相変わらず、木曽福島城攻略。なので、木曽家の武将・木曽義在を彼奴の領地にて襲撃いたします。
と言う事で、ふと合戦場を駆け抜けていると、自称・我がライバルの姿が目に入りました時に、ふと良いことを思いつきました。『昔のライバルは仲間になるジャンプ方式』を採用すればいいんじゃないでしょうかね。
なあ、秋山、わしの寄騎にならんか?
秋山「えー、内藤殿と一緒だと、俺まで大河ドラマに出られなくなりそうじゃないですか」
ちょっとあたまにきたぞ。
勿論、こんな軽妙なやり取りがあるわけじゃないんですが、凄く言われそうな気がするのは私の問題なんでしょうか。しかし、なんだかんだ絡んでますが「武田の猛牛」と呼ばれた秋山信友は強いので、後でこき使ってやろうと思います。
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1546年4月 武田家譜代衆と…
さてさて、これまでの働きが認められたそれがしは、4月に武田家譜代衆に加えられました。さらに6月、2500の兵を率いて木曽福島城下を襲撃した功を認められ、部将に任じられるとともに…
甲斐中野城主を命ぜられました! 家中では富士吉田城主の飯富虎昌殿に続いて、二人目の城主です。とんとん拍子の出世だな! ははははは!
しかし、城主となると何が違うのでしょう。まず最大のポイントは、独自に出陣を行うことができるようになる、ということ。家臣、城代のうちは、お館様の命で出陣をしておりましたが、城主からは、おのれが必要と思った時に、軍勢を起こすことができる、という訳です。
戦に関しても、これまでとは違い、大マップ上での交戦のみで終わらせることもできますから、兵の補充と優秀な部下がおれば、細かく合戦を指揮せずともよくなりそうです。
その優秀な部下を集めるという点では、城主はそこらの浪人を登用したり、他家の武将を調略したりすることで、人材を補充し、自分の家臣として、独自に家臣団を編成することができるようになります。でも、やはり手軽な手段は、「提案」で、お館様の手元の人材を譲ってもらうことなのでしょうが。
勝手に領土を増やせないことや、外交権が無いことを除けば、大分上から目線での世渡りになりますね。
山本勘助「左様ですな、内藤様」
おっ、提案の結果、来てくれましたよ山本勘助殿。木材の恩を忘れずにいてくれてよかった。これからのわしには、貴方のような相談役が必要だ。
勘助「わしも今一つ働き場所が物足りなかったので、内藤様からお声をかけていただき、誠にかたじけなく思うております」
よし、武田のお家のために頑張って参ろうか。
……ふふふ、山本勘助は役職の割に仕事が割り振られなかったようで、不満を溜めていることは、事前に武将のステータス画面で確認しておったのです。まあ、今回は敵勢力から引き抜いたわけでもないので、不満の度合いは別に関係はないのですが、山本勘助ほどの人材を遊ばせておく我が殿ったら!
ん? 主命が変わっ……てる?
勘助「お、申し上げておりませんでしたか。お館様は木曽福島城は捨て置き、北条の八王子城攻めを命ぜられました」
な、なにィ! 北条と戦じゃと! あ、北条氏尭いねぇ! 戦だから帰ったのか!? そんなオチ!?
勘助「お館様ご出陣に遅れをとらぬよう、軍備を整えましょうぞ」
そ、そうさな。頑張ろう。
調べてみたところ、どうやら目標としていた木曽福島城が他勢力に奪われたため、情勢変動に伴って主命変更となったようです。その旨を知らせるメッセージは、恐らくはクリック連打をして読み飛ばしたのが問題ではないかと思います。が、そんなメッセージは無かったのではないか……とちょっとだけ疑っております。
さて、慌てても仕方がありません。どうやら城下町に普請した軍事施設の方が、領地に普請したものより効果が高いようですね。この城の城下を少し発展させておきましょう。
1547年1月 さあ進め!
中野城主となって約半年。城下町を発展させ、収入の不足を補うために領地を開発し、何かあった際の味方として国人衆の懐柔を行い…
勘助「国人衆は味方におると、戦の折に助けに来てくれますしな。また、特別な能力を持っておることもあるので、仲良くするに越したことはありません」
主に懐柔しておったのは「湯之奥衆」。湯之奥金山が近いから、金山関係で有利になると良いのですが。(湯之奥についてはこちらをどうぞ)
秋山「それから、北条に味方する風魔衆と、相模玉縄城を叩き、八王子攻めに備えておきました」
おう。その主命を遂行するための人手不足解消の一手として、お主に我が家臣団へ加わってもらったのだったな、秋山。
秋山「はっ。これからは内藤様を支え、武田のお家のために働いてまいります。また、それがしの働きをもって、必ずや内藤様を大河ドラマに出演させてご覧にいれましょう」
なんかあたまにくる物言いをされてる気がするが、頼もしいぞ、かつてのライバルよ。
この秋山信友とは友好度が高かったため、忠誠度が高く、非常に信頼できる家臣になりました。多くの武将が領地を訪れるようにして、友好度が上昇する無駄話を楽しんでおくのも、こういう意味があるということなんですな。
勘助「それではこちらをご覧ください」
よし、準備は整った。八王子城主は“地黄八幡”北条綱成、手強き相手じゃが、勝てぬはずがない。いくぞ! 出陣じゃァ!