信長の野望・創造 戦国立志伝 テキストリプレイ 初級:内藤昌豊で武田の旗を京に立てる!Part.8

名実ともに武田の主力・内藤家です

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北条との戦端開く

遂に関東の雄・北条家との戦を決断されたお館様。それがし内藤昌豊も、山本勘助、秋山信友の両名を率い、軍勢を整えて攻略目標の八王子城へ向かいます。

出陣に際し、お館様は「飯富虎昌の富士吉田城へ向かえ。それを合図に全軍八王子城を目指す」と申されました。
此度のように、一つの城からではなく、複数の城から軍勢を出して戦をする場合、できるだけ多くの部隊が、同時に戦場へ着陣できるに越したことはありません。

山本勘助「左様、さにあらずば、いわゆる“逐次投入”となってしまい、いたずらに損害が増え申す」
秋山信友「できるだけ、他の部隊と歩調を合わせることを心がけましょう」

そうだな。よし!

信長の野望・創造 戦国立志伝
富士吉田に着陣。
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

我が内藤勢の移動完了を合図に、武田の軍勢が一斉に動き出します。一方、それに合わせて北条の軍勢も、迎撃のために集結しつつある様子。ふふふ、小癪な。

勘助「逸ってはなりませんぞ、内藤様。味方の着陣を待ちましょう」
秋山「じりじりと進めば、三増峠あたりで合戦となりましょうな」

信長の野望・創造 戦国立志伝
後詰を待ちつつ…
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

これだけの大部隊が一度に戦に臨んでおるのは、何とも壮観な。

勘助「内藤様、お味方の軍勢が整ってまいりましたぞ」

武田軍
武田晴信 3400
内藤昌豊 4900
飯富虎昌 1800
(未着)
飯富昌景 2100
高坂昌信 1500
甘利虎泰 1300
馬場信春 1000

むむむ、信濃の城より進発した諸将はまだ間に合っておらぬか。しかし、峠の下、八王子の辺りには北条勢が集結しつつある。これ以上増えられては、峠より下れぬ仕儀とあいなるやも…

秋山「北条の様子を見てまいりました」

北条軍
大道寺政繁 3800
北条綱成 2000
真理谷全方 1700
長尾当長 600

ふむ…未着の諸将を待たずとも、現に着陣しておる三手にて、十分に戦を挑める様子じゃな。よし。お館様に献策に参ろうとしよう。勘助殿、秋山、手はずはかくかくしかじか…

勘助「なるほど、上策にございますな」
秋山「腕がなりますぞ」

1547年6月 三増峠の戦い

風林火山と諏訪法性の旗の下、我が内藤勢を先頭に武田の軍勢約10000が峠を下ります。下で待ち受けるのは、北条勢約8000。

で、それがし内藤の献策は…

・現在の戦力で北条の野戦兵力を叩く
・後続の信濃諸将が八王子城を包囲、陥落させる

というもの。お館様も「見事な策じゃ、昌豊」とおほめ下され、この通りに戦を進めることになりました。もちろん、先鋒は内藤隊が務めます。一気に峠を下るぞ!

勘助「内藤様、このまま大合戦に持ち込み、一気にかたをつけましょうぞ」

おお、大合戦。条件が合致する時のみにできると言う特殊なアレですな。確かに、何やら見慣れぬコマンドが出現しています。何でも周囲の敵味方軍勢で一気にぶつかり合えるとか。
詳しくは分からんが心惹かれるものがあるし、やってみようではないか。

勘助「では、そのように。貝を吹け!」

信長の野望・創造 戦国立志伝
関東平野に押し出す武田軍。御旗楯無もご照覧あれ!
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

秋山「馬場、甘利の両勢が間に合いましたな。勢力は我が方が圧倒的有利。一気に押しつぶしましょう」

敵の初期配置は何となくわかるが、必ずしもそこにおる訳ではないゆえ、慎重に進め。む、あれはまさに北条綱成が馬印! いくぞ!

信長の野望・創造 戦国立志伝
しかしまさかの展開…
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

どうしてこうなった。

勘助「お味方が長尾、真理谷の小勢にかまけておる間に、我らは敵主力の大道寺、北条の二手を単独で相手にせねばならなくなりました

完全に罠にかかった側のようではないか。大合戦、他の武将の軍勢は一切動かせないとはいえ、まさかかようなドツボにはまることになるとは。

秋山「いやあ、いかにそれがしが勇猛果敢でも、倍近い相手に二方向から迫られてはね」

「てはね」じゃないよ秋山、立て直さないと。相当やばいよこれ。

信長の野望・創造 戦国立志伝
無駄ではなかった内藤隊の犠牲
(信長の野望・創造 戦国立志伝)

かろうじて兵を1/10まで減らしながら粘った結果、味方部隊が敵を包囲し、あらゆる方向から攻め立てて決着をつけました。目論見通り北条勢は総崩れとなり、撤退。これを追って八王子城下へ乱入した武田勢は、予定通り信濃諸将の軍勢が城を包囲します。さあ、あとは陥落を待つのみ。

勘助「しかし我らの隊は57名にまで減少しました。後の世における兵法では全滅どころの騒ぎではございませんな」
秋山「『水滸伝』の兵力みたいになってますね」

…『水滸伝』は武将ごとに100人が上限だったからな。しかし、4900が57とはね、大損害だね。取りあえずこれでは包囲戦に参加していても仕方がない。中野城へ撤退いたそう。この辺りの判断ができるのも城主の良さ!泣いてなんかないぞ!

合戦を振り返って

家臣の時とあまり大きくは変わったようには感じませんでしたが、正直、大マップのままで戦う「交戦」でも、いいのかもと思います。兵力差と部隊配置で順当に兵力が減るから、合戦で思いがけない打撃を受けることもないですし。ちょっと、システムについてきちんと確認した方がよさそうです。

あと、この合戦の結果か何かよくわかりませんが、特性「見切り」を習得しました。武将はなにか行動するごとに対応する能力の経験値が入り、能力値が上昇する、という成長をしますが、時々こういった特性を獲得するという成長もある模様。

さて、10月に入り、八王子城はついに落城いたしました。しかし、これで北条与し易しと踏んだお館様は、予想外、斜め上の命を発せられることになるのです。それでは、今宵はここまでにいたしとうござりまする。