『スペースベース』を開けてみた
最初の一振りから最後の一投に至るまで、すべてダイスの出目が、全員のプレイに影響を与え続けるのです!
(パッケージ裏面より)
プレイ人数:2-5人
プレイ時間:60分
対象年齢:14歳以上
ライバルを蹴落として狙うは大元帥の座
ダイスを振って“あなただけの最強艦隊”編成を目指す『スペースベース』は、2018年にAEGから発表されたボードゲームです。デザイナーはジョン・D・クレア氏。『カスタムヒーローズ』『ミスティック・ヴェイル』など、手掛けた作品が最近続々と日本語化されていますね。
さて、『スペースベース』は一部で“宇宙『街コロ』”とも呼ばれているゲームです。『街コロ』はいまや定番ボードゲームの一角で、初心者におススメされることも多く、手軽かつ白熱するルールで知られています。そのテーマが宇宙になった、と言われる『スペースベース』。こちらも遊びやすいゲームになっているのでしょうか。さっそく開封していきましょう。
アメリカ発だともうちょいゴツい宇宙船を想像しがちですが、わりと可愛らしい感じ。
なんかプレイヤーキャラクターっぽい人物絵も登場してます。箱のサイズは約23.5×23.5×7cm。中箱サイズというところでしょうか?
キャラクターデザインはやっぱりカートゥーンな感じ。
ちょっと他では見かけない、約8.7×3.8㎝サイズの縦長カード。独特です。
青の透明樹脂製で、1の目がロケットになってます。
プレイヤーの個人ボードとなる指令コンソール。他には透明のキューブが複数個と、プロモカード12枚が封入されています。
スペースベース【プレイ前雑感】
アメリカでは大人気だけども、海を渡って日本にやってくると今一つ苦戦しがちなテーマと言えば、「SF」と「海賊」が2大巨頭だと勝手に思っています(クトゥルフやゾンビは熱烈な信者がいるので大丈夫ということにしておきます)。あ、でも海賊関係はわりとゲムマで見かけるようになってきましたね……。となるとSF一強か?
さておき、今回ご紹介する『スペースベース』は、先述の通り日本初の人気ゲーム『街コロ』に比されながらも、テーマががっちりSF。この相乗効果は果たしてどうなんだ!?と思いつつ、そういやうちの奉行も「SFは色々と専門用語を覚えなきゃいけなかったりして、世界観に没入する前にリタイアしやすいと思う」とか言ってたし、これは大丈夫なんだろうか、と不安を抱えつつも遊んでみたいと思います。
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- スペースベース ボードゲームプレイ感想編