園芸初心者が試行錯誤します
当サイトにてSE系の記事や実務を担当しているサジマと申します。このほ~らく奉行所、『ゆるく挑戦する』『試行錯誤する』をモットーとしている(らしい)のですが、僕の担当は実務よりですので、どちらかと言えば読者のスタンスに近いところがありました。
そんな僕の元に「何かやってみない?(訳:やりなさい)」という指令が舞い込んだのは、今から三ヶ月ほど前のこと。「え? SE系記事はちゃんと書きますが」「もうちょっと、何かしている人がいると見栄えがするかな、と」「マジで?」「マジマジ」。
その後の攻防は省略しますが、この記事を書いている時点でお察し願います。
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園芸初心者となるまでの経緯
では何をしましょうかね、と考えること小一時間。全くもって、よい案が浮かびません。条件1.僕自身が取り組んだことがない。条件2.長く続けるモチベーションが維持しやすい。条件3.サイトで見栄えがよい、つまりは写真などを用いやすい。条件4.そんなに辛くない…エトセトラエトセトラ。
二兎追う者はなんとやら?いいえ、物事というのは出だしが肝心肝要です。仕様変更が受け付けて貰えるならば別ですが、それは顧客固有の技であるという世界の理があります。
うだうだと悩んでいたその時、偶然にも母から連絡が入りました。話している最中にふと、脳裏に浮かぶのは実家の風景。何のことはない町中のマンションのベランダ。何分古い建物でしたので、今流行の広々としたベランダとは大違い、猫の額のような狭さの中で母がせっせと植物を育てている光景。
その時僕は、これだと思いました。日々の世話こそあれ、苦しいと思うほど走り回ることもなさそう。男性が植物を育てているらしいドラマが先日放映していたはずなので、きっと時代錯誤でもない。
こうして園芸のド級初心者がベランダ菜園に取り組む旨を宣言したところ、即刻でGOサインを頂くこととなりました。
基本ルール
花より団子の精神で、食べられる系の植物。
多分、ハーブ(理由:買うと高いから)。
以上。
園芸キックオフミーティング(参加者:一名)
続いて僕は一人キックオフと称して情報収集に走りました。何を用意してどのように育てるか計画するためです。
まずはきっかけともなった先人に学ぼうと母に連絡を取りました。このような経緯を全く知らず、どんな植物を育てているのかと突然聞かれた母は大いに戸惑っていましたが、結果的に得られた情報としては、「見た目よさそうな鉢(ランダム)などを買ってきて」「適当に土(ランダム)を用意して植えて」「ツルが伸びる植物の場合はネットを用意して」「水をやる」「たまに肥料とか与えて世話する」という僅かファイブステップです。
…そう言えば、不作や枯死を迎えることも多かったな。まあ、世の中には反面教師という言葉もありますので、適度に参考にしようと心に決めました。
追加でインターネットの記事を眺め、更にこれまでの人生で知り得た知識を元に必要と考えたものは『鉢』『土』『軽石』『植物そのもの』『肥料』『防虫対策品』『園芸のノウハウ本』でした。ありがたいことに僕の住まいからそう遠くはないところに、園芸品を扱う大型店があるので、そこにいけば事足りるはず。空き時間を作って店に行き、実際に目で見て良さそうなものを検討することにしました。
思ったより手間暇かけず進捗しそうだと考える僕でしたが、すぐさま直面したのは作物には植え付けに適した時期があるという、極めて初歩的な問題でした。ということで次回から、準備編始まります。