【園芸初心者による試行錯誤の日々 -11- 】フェンネルの葉の初収穫

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2015年6月中旬 フェンネルを初収穫する

こんにちは、園芸初心者サジマです。いまいちどのようなタイミングで収穫すればいいのか判断に苦しむフェンネル、収穫してみることにしました。なお、傍らではスイスチャードがアブラムシに襲撃されている頃でもあります。

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フェンネルは葉・茎・種など全体が食用である

フェンネルの茎は土に埋まっている部分のあたりを食すそうなので(ややスマートなタマネギを想像しています)、最終的にプランターを片づける時にあわせて実食になると思っています。多年草なので、正直どうなるのかがよく分からないところなのですが。

そして、一番効能があるとして用いられているらしいのが種のようです。フェンネルシードと呼ばれ、ハーブティーなどとして用いられるとか。しかし、これもまだ時期ではないので見送りです。

フェンネル 花
フェンネルの花?

そのうちこの黄色い花が終わって種になるんだと思うのですが……。

ということで最も気にかかっていた葉っぱを適当に調理してみたいと思います。

フェンネルの葉、収穫

さて、僕の家は単なる賃貸マンションなので、最大で2メートル程度になると聞くフェンネル、あまり背を高くしすぎるのも問題です。葉や種などが舞う(のかどうか?)のも困りますし虫なども寄ってきそうです。ただ、ファームプランター40型の底の深さはさほどではないので、根っこの伸び具合から言って1メートル程度で収まるという希望的観測を抱いています

このような雑な計画ですので、摘心といった考えよりは、あまり伸ばし放題にしない意味を込めて、よく伸びている枝を中心に収穫します。

切った瞬間から何とも言えない香辛料風の香りが漂いますね。指先も大変かぐわしいですが、香水の類にはなりません。どちらかと言えば薬臭い。

フェンネルの葉、そのまま煮てみる

漢方薬と言えば乾燥させたものをすり潰すもので、フェンネル(ウイキョウ)も効能を引き出すには乾燥させる工程が必要なのではないかと考えています。が、僕は薬効を求めてこれを育て始めたわけでもありませんし、これだけ香りも強いのでそのままでもいけるだろうと言うことで、特に工夫もせずにスープに投入してみたいと思います。この行き当たりばったり感。

フェンネル 葉 収穫
適当に水で洗って
フェンネル 適当スープ
軽く炒めた具材の上に投入
フェンネル 適当スープ②
少ししんなりしてから水とコンソメ追加

具材はニンジン(1/3本くらい)とジャガイモ(小1個)、タマネギ(1/2個くらい)を賽の目状にしたもの。後は水(300ml)とコンソメを入れて煮るだけ。最後にコショウを振ったら完成です。大変に簡単。僕は二回に分けて食べています。普段はフェンネルをいれませんで、固形コンソメ様の威力に頼っている一品です。

フェンネルの葉入りコンソメスープを食べてみた

フェンネル入りコンソメスープ
いただきます

煮ている段階から切々と感じていましたが、独特の苦みというかコクというか、何とも言えない味わいが追加されました。やや薬膳スープを彷彿とさせますが、悪くないと思います。正直に言って、僕はパクチーの類が苦手な方なんですが、それらとはちょっと違いますね。

一点反省するならば、入れるタイミングを間違えたかもしれません。もう少し細かく荒みじん切りにしつつ、水+コンソメが煮立った後で投入すべきだったかもしれません。つい調子にのって「緑の彩りだぜいぇーい」と入れてしまったので。うーん、難しい。でも、これはなかなか楽しめますね。フェンネルの葉っぱは決して主菜にはなりませんが、料理に深みを持たせる贅沢なものだと思います。