エギング素人によるエギングロッド選び、続いております。
エギングロッド検討事項④ 適正ウェイト
どのくらいの大きさのエギを扱えるか、という目安です。前の固さとも関係しますが、おおむね軟らくなるほど小さいエギが扱えるようになり、固くなるほど大きいエギを扱えるようになるようです。ターゲットとするイカの大きさに合ったエギが使えますよ、ということですね。
エギのサイズは号という単位で表され、数字が大きくなるほど重く、大きいエギになります。よく使われるのは2.5号から4号くらいまでの大きさだそうなので、その辺りを扱えればよしとしましょう。
もう少し詳しく見た場合、適正ウェイトは「2.5号‐3.5号」というように表記されていますが、こういう場合、そのロッドが最も得意としているエギのサイズは中間の3号サイズになるそうです。ですので、一番扱いたいサイズのエギがちょうと中間に挟まる適正ウェイト表示のロッドを探すとよさそうですね。
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エギングロッド検討事項⑤ その他諸々
それ以外にも見ておくと良さそうなスペックもあります。
【ガイド】
釣り糸、すなわちラインを通すガイドです。
そもそもラインを通すには、アウターガイド(ロッドの外側)かインターライン(ロッドの内側)か、というのがあるのですが、何かトラブルが有ったときに目視しやすく対処しやすいアウターガイドの方が初心者に優しいです。
で、ラインが通るガイドにも色々形があるんですが(詳しいことはメーカーである富士ガイドさんのHPhttps://www.fujitackle.com/fgc/index.htmlとか見ていただいて)、エギングの場合使うラインが「PEライン」というヤツになります。ですので、このラインが通ったときに糸がらみなどのトラブルが起きづらく、摩擦の少ないガイドを採用しているロッドほど良いロッドになります。具体的には「Kガイド」とか「Sicガイド」というのを使ってますよ、と書いてあれば、比較的トラブルが起きづらいロッドと考えられますが、良いガイドを使っているほどロッドの値段は高くなっていきます。
【継ぎ方】
これはあの、伊達臣人の蛇轍槍(じゃてつそう)みたいに短い寸法の中に納まっていて、先を引っ張ると伸びる「振り出し竿」か、何本かのバラバラのパーツをつないで一本にする「継ぎ竿」か、という差ですが、エギングロッドの場合、継ぎ竿の方がよく見かけるし、ラインナップも多いようです。しまう場所で悩んでいるとかでなければ、あえて振り出し竿を探す必要はないんじゃないでしょうか。
以上を把握し、自分の力量や目的と予算をすり合わせ、納得あるいは妥協できるロッドを購入すればよい、ということになるようです。ふむ。
結論・エギング素人がエギング用ロッドを選びました
そんなことで、予算を1万円に設定して私が購入したのはこの2本。
MajorCraft ソルパラエギング SPS-832E
とりあえず全部入り、な感のあるスペックと、お求めやすい価格が初心者に嬉しい。
エイテック CRAZEE EGING クレイジーエギングS822M
ロッドを探している内に、メーカーHPは見つけたがレビューを見かけなかった+販売元のテスターさんが面白い(こちらからどうぞ)がゆえに使ってみたくなった。価格は上のと似たり寄ったり。
ちなみに、クレイジーエギングの方はメーカーHPに重量表記がありませんでしたが、計測してみたら113gでした。ちゃんと軽いですね。
予算1万円以内、というのは、とりあえず必要と思われるスペックを一通り満たしたものが欲しい(予算アップ)という欲求と、あまり高級品を買っても技量が見合わない上にエギングを続けるのかどうか(予算ダウン)ということを天秤にかけた結果、導き出されたものです。しかし大体このくらい予算を準備すれば、ひとまずカタログスペック的には初心者が使いやすいくらいのロッドが手に入る印象です。
さあ、これでロッドは選び終わりましたが、色々調べた割には各所で初心者オススメと言われているものに落ち着いた感もあります。やはり先達は外さないですね。
*エギングも色々あるらしい
なお、ライトエギングとかティップランエギングとかいうエギングがあり、それ専用のロッドもラインナップされているのですが、これらは今回私が挑むエギングとは釣り方が違うようなので、触れておりません。