『宝石の煌き:MARVEL(Splendor:MARVEL)』を開けてみた
“スーパーヒーローのチームを結集して、世界を破滅させようとするサノスを阻止しよう”
(パッケージ裏面より)
対象人数:2-4人
対象年齢:10歳
プレイ時間:30分
アメリカ発、スーパーヒーロータイム
2014年に発売されたエンジン/タブロービルドゲームの名作『宝石の煌き』は、2015年の日本語版発売以来、定番として愛されるゲームとして不動の地位を築きました。そのゲームがコミック、映画、ドラマと世界中で大ヒットを飛ばしているMARVELスタジオとコラボした作品。それが今回ご紹介する『宝石の煌き:MARVEL』です。中世ヨーロッパな、わりと渋い風味のイラストが印象的だった『宝石の煌き』が、派手で豪華なアメコミヒーローと、どのように調和しているのか、さっそく開封してみたいと思います。
MARVELファンにはお馴染み、サノスさんとインフィニティ・ガントレットのドアップ。
今作はアメリカからの輸入を行いましたので、全て英語の英語版です。日本語版発売は版権というハードルをクリアしないと、でしょうか。サイズは約27.5×21.5×7cm。『宝石の煌き』と同じサイズです。
ノーマルの『宝石の煌き』とはちょっと違う感じですね。内容物が増えている。
このゲーム特有の感触が良いチップ型のトークン。1種類増えて7種類になりました。
貴族タイルの役割を果たす場所タイルに加え、2種類のタイルが追加。
おまちかね、MARVELキャラ大行進のカードです。
ファンにはお馴染みの3人ですね。「MARVELは映画の宣伝くらいしか…」という方でも、キャプテンアメリカは目にしたことがあるんじゃないかしら。そんな有名どころと遊べます。
ゲーム前雑感
私とMARVELのファーストコンタクト。それはテレビアニメ『X-MEN』であり、私とサノスさんのファーストコンタクトは、カプコン謹製のアーケードゲーム『マーヴル・スーパーヒーローズ』でした。そして一時はアメリカンヒーローの織りなす魅力的な世界に取りつかれ、邦訳版のアメコミを大分購入したりしたものです。その後はヒーローとは疎遠な生活を送っておりましたが、ナイスな箱絵の『宝石の煌き:MARVEL』が、若かりし日のアメリカンスピリッツを思い出させてくれました。
ところが、最近のサノス氏がご活躍の映画『アヴェンジャーズ』シリーズは未履修のためなのか、カードをめくっていると知らないキャラクターが続々現れます。昔の知識で止まっていては拡大するMARVELユニバース、特にシネマティック・ユニバースにはついていけないという厳しい現実。キャラクターゲームでこれはなかなか致命的な事態です。が、『宝石の煌き』のゲームシステム自体は超面白いので、そこは置いておいて遊んでみよう!そうしよう!という訳で、いつもの2人プレイを始めてみたいと思います。
続きは「プレイ感想編」へどうぞ。
(謝辞)本ゲームを購入するにあたり、『うるおいボドゲちゃんねる』様より多大なご助力を賜りましたので、ここに記して御礼を申し上げる次第です。
https://www.youtube.com/channel/UCnGD0kVY1441YrItEuJ-vbQ