『パンデミック:迅速対応(PANDEMIC:RAPID RESPONSE)』を開けてみた
大災害が発生している―人類は君たちの助けを必要としている!
(箱裏より)
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:20分
対象年齢:8歳以上
名作のダイスゲーム化・第2弾
人類が4種類のウィルスと戦う協力ゲーム『パンデミック』は、いまや協力ゲームの金字塔として、ボードゲームの定番となりました。その人気ゆえにスピンオフ作品も続々と発表されており、それらについては当サイトでもおおよそご紹介で来ているかな、と思います。
さて、今回ご紹介する『パンデミック:迅速対応』も、その一作。助けを求める人々にいかに早く必要な物資を届けられるか?というダイスゲームになっています。ダイスと言えば『パンデミック:完全治療』がありましたが、どうやらそれとも大分違った様子に仕上がっている模様です。というわけで、かなりワクワクしつつ、箱を開けていきたいと思います。
なにやら個性的なメンバーが緊迫した状況下で会話を繰り広げている模様。
日本語版ですので、説明書きも日本語。箱サイズは約30.5×22.3×4.5㎝。これまでのパンデミックシリーズと同じ大きさになると思います。
ボード、そしてカードにダイス、コマ類が入っています。写っていませんが、日本語版説明書も入っています。
左から都市カード、危機カード、参照カード、役割カード。
ゲームの方向性を決めるのが都市カード。パンデミックではお馴染みの要素ですね。
四角い補給品コマ、丸い時間トークン、台座つき飛行機フィギュア、そしてこのゲーム用のダイスが24個です。
なお、役割と色で結びついてはいません。
そして一番重要なアイテムである砂時計。2分計です。
プレイ前雑感
オリジナルダイスが封入されているあたりまでは『完全治療』とよく似ていますが、このゲームのデザイナーは『FUSE』や『FLATLINE』という、リアルタイムダイスゲームを製作したケイン・クレンコ氏です。ということは、今回のパンデミックはリアルタイム!って、まあ砂時計が入っている時点でお察しですよね。
従来のパンデミックシステムも、プレイしているうちに何となくスピード感が感じられる独特の雰囲気が有ったのですが、スピードを前面に押し出したシステムは、パンデミックという題材と上手くかみ合っているでしょうか。早速遊んで試してみたいと思います。