チケット・トゥ・ライド:インド拡張セット(原題『TICKET TO RIDE INDIA』)を遊んでみた
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- 【登場人物】
奉行藩の決裁担当(いつも面倒を見て貰っている方)。好きな電車は京浜急行。チケライ大好き。
与力藩の買掛担当(いつも世話をやいている方)。好きな電車は横須賀線。
マンダラルールとは何ぞや?
さて、チケライインドの実プレイにあたって、すでに『チケット・トゥ・ライド』をプレイしたことがある方は、ほとんど迷うことなくゲームを開始できます。
奉行知らぬ、という場合には我らが興じている様子などを参照するがよいぞ。
与力『ヨーロッパ』の方のプレイをしておりますので、よろしくお願いいたします。
では、インドマップで新たに追加されたルールは何か、というと、「マンダラ」ルールがそれになります。
奉行曼荼羅というと、天竺から伝わった宇宙を表す絵画であるな。確か「円」とか「球」とかいった意味合いを持っておったか。
与力ちなみに『曼荼羅』というそのものずばりなボードゲームもございます。
マンダラルールは、簡単に言うと「2本のルートでつなげた」目的地カードの枚数に応じて、ボーナス得点が得られるというものです。そのため、目的地カードを単純につないでいくだけではなく、いかに複線でつなげられるかが、勝敗を分けるカギとなります。
奉行なるほど。それがあるゆえに、なんとのう路線が混みいっておるのかな。
与力確かに、中央部ほど短い路線が複雑に絡み合っておりますな。
つなげば良いだけじゃない、マンダラの注意点
奉行とにかく、二本の陸蒸気で目的地同士をつなげばよいのであろう?
与力しかしながら、お気をつけいただきたき儀もございます。
マンダラボーナスを獲得するために目的地を複線でつなぐときには、それぞれの区間は全く別のものでなければなりません。2本のルートが一部の区間を共有している場合、それはマンダラボーナスの対象とはならないのです。
そのため、目的地の場所によっては、他プレイヤーを制して素早く複線を確保すること、あるいは他プレイヤーの狙いを封じるために区間を占有してしまうこと、などのプレイが有効となるケースがあります。
奉行ん、つながったか?あっているのか?
奉行赤のわしが勝利であろう。ふー。
与力中央でマンダラの確保に苦労している間に、お奉行に見事な複線を敷かれました。
奉行チケライ好き、いや、チケライヤー(造語)として勝たねばな!
与力その造語、お気に召されましたか。
チケット・トゥ・ライド インド【ここがイカス!】
奉行うむ、これはまた違った味わいのある地図じゃな。
与力目的地カードの持つ意味合いが強くなったことにより、どの区間を優先して抑えるかの判断が、より重要になったのではないでしょうか。
奉行そうじゃな、特に地図の中央あたりは大分熾烈な争いが繰り広げられるように思う。
与力しかも結構短めの区間が多いので、列車を置くだけではなかなか得点が離れていかない。となるとやはり、マンダラを如何に効率的に獲得させるか、がカギなのでしょうな。
奉行しかしながら、沿岸部あたりはそこそこ長めの区間もあるゆえ、どう得点を重ねていくかの判断が各人ごとに分かれたときは、見ものじゃな。
与力やはり追加されたルールで得点したいと思ってしまうのは、人の世の常でしょうか。
奉行已むを得まい。
チケット・トゥ・ライド インド【ここはちょっと・・・】
奉行相手の意図を上手く読めると、邪魔もまた妙手、ということになるのだが・・・
与力それでなくとも、必要なカードが引けなくてイラつく展開でそれをやられると、頭にくるでしょうな。
奉行左様なギスギスした展開はいかがかのう、チケライっぽいと思えるかどうか・・・
与力より厳しい環境を好む御仁ならば、良かろうとは存じますが。
奉行初級者には、やはり広々したメリケン地図で、一気に陸蒸気を置く快感を味わってから、をワシは強く推すぞ。
与力まあ拡張でございますので、本体同梱のマップを遊びつくしてから、インドへ来ても遅くはございますまい、と。
奉行うむ。この拡張は、刺激の欲しいチケライ慣れした者ども二、三人で、相手の肚の内を探りあいながら興じる地図である、と思うたわ。
与力いかさま、この拡張はプレイしてみると、中々に忙しいマップでございますからな。
奉行天竺という場所は、のんびりしておりそうなものじゃがのう。